不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

武神館

受身について

受身とは文字通り相手の技を受けたときに衝撃を和らげるための技術です。スポーツ格闘技、現代武道、古武道問わず、武器だけの流儀ではない限り大抵あると思います。 私が所属する武神館にももちろん受身はありますが、もしかしたら他流に較べるとその種類は…

弥生二十八日稽古所感

昨夜の稽古では久し振りに2人とも参加。まずは基本的な受身を5.6種類ほど念入りに行う。KS君はなかなか上達してきたものの、どちらもまだ取り敢えずなんとか受身ができるようになってきたというレベルであり、武神館に於ける技のひとつ、移動手段としての受…

弥生二十五日稽古所感

本日は2名揃う予定が諸般の事情で1人休み、KS君だけとなった。そして稽古前にジョイントマット2回目のスチーム洗浄を行った。今回は要領が分かっていたため手早く準備をしたが、2人だけだったということと、第4週は町内会による会館の掃除があるため開始時間…

弥生二十二日稽古所感

昨日は急に1人が来られなくなったものの、久々に来日した米国同門が来てくれた。彼の技量は抜群で私より上かもしれない。KS君も大変刺激を受けたようでこの上なく真剣だったが、前の稽古が11日と珍しく間を置いてしまったので感覚が鈍ったと言っていた。それ…

弥生十一日稽古所感

本日稽古前に最終兵器スチームクリーナーにてジョイントマットを拭いてみたところ、予想通りほとんどシリコン剤が落ちた。スチームクリーナーと言っても家庭用のサイズとしては大きめ、普通の掃除機並の大きさ。故にスチームの出力も熱量も大きい。その上念…

弥生七日稽古所感

本日はKS君のみ。会館に入る前に自身の服の汚れを気にしていたので理由を尋ねると、私が来るまでに会館の外の地面で受身の練習をしていたとか。それで土や葉っぱが付いていたので払い落としたとのこと。感心感心、こういう人が伸びる。 早速マットを敷いて稽…

弥生五日稽古所感

本日はKKさんのみ。買ってきたリンレイ製クリーナーを途中まで使ってみたものの、やはり効果がないことが分かり中止、う~ん呪われてるな。KKさんが職場の人などに尋ねてやはりスチームクリーナーが良いらしいということだった。私も同じ結論。で、幸いなこ…

弥生四日稽古所感

本日は久々に坐禅を10分行い、受身、五行の型を行いました。五行の型は会館に置いてあるミットを借用してちょっと打ち込み。私が打ち込むとKS君が軽く吹っ飛んでしまうのが驚きだったようですが、ていねいに体術の要諦を指南しました。次に、KS君には初のバ…

入門爾来三十七年

本日は2月22日、ネコの日だそうです。鳴き声から来たようです。また、伊賀市では「忍者の日」だそうです、ニンニンニンだから?(笑) 今から37年前、1986年の今日、私は武神館に入門しました。当時は数日前に大雪が降って、師匠が指南していた春日部武道館も…

如月二十一日稽古所感

本日の稽古は弟子KSくん1名。最初にジョイントマットの油分除去のために幾つか試したものの、想定外になかなか落ちず。購入先にメールにて問合せをして取り敢えず本日もマットなしで稽古をする。まず受身、ようやく左右が自在にできるようになってきたが、ま…

世界の縮図

私が所属する武神館は海外では割に有名な流儀として知られています。テレビなどでもよく紹介されたりしていますのでご存じの方も多いかと思います。特に忍術も継承していることで外国人から注目を浴びています。高校生の時分に入門してから今に至るまで、も…

如月十一日稽古所感

この日はレンタカーを借りてジョイントマットを搬入するついでにKS君を駅まで迎えに行きました。実際にこのジョイントマットを使えるようになるまでがなかなか大変だった。まず1枚の大きさは一辺が1メートルもある大きなものでしかも20枚。1枚1枚がビニール…

如月七日稽古所感

昨日は平日夜の稽古。参加者はKS君とKKさん。何となく気分で昨日は稽古に集中したかったので坐禅はなし(笑) 当流の場合、一般的な流儀と異なり受身を重視します。技を受けたときのリアクションのためだけではなく、移動手段や技の一つとして用いられるので受…

武芸に於ける備え

これは私だけの主張ではなく、以前に何人もの武道家の方が同じようなことを言っています。稽古前の準備運動の話です。柔軟体操やストレッチ、そういうものです。これはあくまで古流に於ける私の考えであって、流儀を代表しているわけではありませんし、スポ…

如月四日稽古所感

本日から新たにKKさんが正式に入門しました。私よりも年上でしかも1年半前に脳梗塞を患い、一時は右半身麻痺にもなったとのことですが、今はほとんど普通に体を動かせます。その努力たるや敬服に値します。正直私だったら絶望して自殺でもしかねません(笑) …

睦月二十八日稽古所感

本日は入門希望者が来ました。 あまり入門希望者はいないと言いつつも、3,4ヶ月に一度は来ている計算になるのでそんなものでしょうか。 60を少し過ぎた方ですが10数キロを自転車で来られたという健脚な方でした。が、もっと驚いたのは1年半前に脳梗塞で右半…

睦月二十四日稽古所感

遅まきながら昨日が今年最初の不動庵道場の稽古でした。かなり強い風である上に気温もかなり寒い中、K君はやってきました。訥々と静かに話す性格ですが、そのような行動から強い意志が感じられます。 道場の町内会会館もキンキンに冷えていましたが稽古前に…

臘月二十日稽古所感

不動庵道場としては今年最後の稽古。先日の稽古に触発されたからか、K君はいつもより熱心。通常通り10分の坐禅と受身。受身はまだまだ向上させねばならないが、これについてはそれほど不安要素はない。多分普通に上達するだろう。 本日は裏逆のみの指南。摑…

臘月十七日稽古所感

17日は通常の稽古だったのだが、初めてゲストを呼んだ。タイから留学中の同門後輩Wくん。彼の先生も日本に2年ほど留学していた縁で私が通っている道場に来ている。5段になりたてなので技量は大変素晴らしい。 通常通り坐禅と受身をしたが、受身の段階からWく…

受け身のこと

ここ数ヶ月、受け身について色々顧みています。受け身というと、技を掛けられた人が行う技法と捉えがちですが、当流では移動手段、武技の一環と捉えています。それだけに受け身の種類も大変多く、入門当初それらをマスターするのに四苦八苦したものでした。…

霜月二十八日稽古所感

久し振りの平日夜の稽古。いつも通り10分の坐禅。いつも前後にちょっとした禅仏教のネタ話をしている。武芸と関係あったりなかったり。武芸と言うよりは日々の生活に役立つ話にしようと努力している。 受身は前後の受身の左右が概ねできるようになってきた。…

霜月二十六日稽古所感

当日は第四週なので稽古は15時から。所用があってレンタカーがあったため、弟子を駅まで迎えに行く。稽古は通常通り10分の坐禅の後に受身。当流に於いて受身の要諦は単に技を掛けられた時の対処のみならず、移動の手段、武技の一部でもあるため、何はともあ…

霜月十九日稽古所感

とうとうもう1人が来なくなったので、結局またマンツーマンの稽古になってしまったが、そもそも継続する人の方が圧倒的に少ないので致し方なし(笑) 確かにもうちょっと人がいればなとは思うが。 通常通り最初に10分ほどの坐禅。たかが10分、されど10分、この…

平日夜の稽古をはじめる

武神館不動庵道場は今まで土曜日午後の稽古だけでしたが、去る10月25日から平日夜も稽古を行うことにしました。 利用している谷塚上町会館や門下生の都合で曜日は不定ですが、概ね月曜日~水曜日で、時間は19:30~21:30になります。今のところ参加者は一人二…

隙の糸

「鬼滅の刃」は日本中を席巻した作品ですが、剣術で鬼を倒すというのは武芸をしている人間にとってはなかなか面白いと感じるかも知れません。私も一応初回から全てのアニメは視聴しました。 その中で主人公竈門炭治郎がよく使う「隙の糸」という概念が大変興…

道場の色

現在はコロナ禍で国際的な人の往来が制限されていますが、当流では毎日さまざまな国から同門が出稽古にやって来るので、大変国際的な組織ではあります。 かなりの割合で英語が通じるので共通語は英語ですが、たまに英語も通じない場合もあります。そのような…

自然な振る舞

私も長らく武芸者の端くれとして長年「強さ」に関するあらゆる事について考えてきましたが、その中のひとつが「自然さ」です。個人的にはブルース・リーの目にも止まらぬ攻撃速度には未だに憧れますが、同時に重歳してくると疑念が湧くのはそれは一体何歳ま…

武神館不動庵道場 定期稽古 220903

本日より武神館不動庵道場は通常の稽古を再開することに相成りました。 門下生は相変わらず1名ですが問合せがあったのが喜ばしく。 先ずは通常通り坐禅を15分。 それから受け身の稽古を一通り。休止中に弟子は苦手だった左後ろ受け身を特訓したようで取り敢…

リカバリー

今週辺りからコロナ禍前の生活リズムに戻すべく、色々模索を始めました。まずは坐禅、今まで朝は大抵行っていましたが、コロナ禍以後は毎日はやらなくなってしまった次第。特にロシアのウクライナ侵攻以後は色々思うこと多々ありすぎてとても坐る気分になれ…

専一ということ

専一:他を顧みず、ある物事だけに力を注ぐこと。 政府は大々的にアナウンスしていないようだが、去る4月6日に入国、帰国対象者への規制を大きく緩和した。私はテレビをほとんど見ないのでニュースになったかどうかは知らないが、ネットで検索しないと出てこ…