不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

国際社会

ウクライナ侵攻3年目

今年の2月24日でロシアによるウクライナ侵攻が2年となり3年目に突入しました。正直ここまで長引くとは思いませんでした。何と言ってもウクライナはロシア民族発祥の地とも言われていますから、親戚のような国です。互いによく知った知人友人家族が住んでいる…

祖国を想う心

今年の正月は記録に残る最悪の事故と災害が重なりました。ひとつは日本航空166便と海上保安庁の航空機接触事故。もう一つは能登半島大地震。幸いにして前者はあれほどの大事故だったにも拘わらず、たった18分で400人近い乗員乗客を無事脱出させることに成功…

坂の上の雲

先週からNHKオンデマンドでスペシャルドラマ「坂の上の雲」を視聴しました。元々はスペシャル大河ドラマと名付けられる予定だったようなので、テイストは大河ドラマそのものです。 2009年から2011年まで足掛け3年、1話90分で13話が放送されました。普通の大…

信ありてこそ

先日、4年ぶりにロシアから親友が10歳の息子を連れてが来日しました。久し振りだったのと、現在の状況を考えると言葉に詰まりましたね。息子さんも大きくなって感慨深い思いでした。以前会った時は5歳ぐらいでしたか。 戦前はJALやアエロフロートでモスクワ…

義に還る

私が尊敬する人物の中にユダヤ人に関わった人が2人います。1人は杉原千畝領事、もう1人は樋口季一郎将軍。共に昭和時代の大日本帝国官僚です。どちらも本国がナチスドイツと同盟を結ばんとしているときにユダヤ人たちを避難させるために日本入国のビザを発行…

終戦78年に想うこと

先の大戦から78年が過ぎました。終戦時に20歳だった人も98歳です。各線戦においてある程度戦歴を重ねたベテランは多分、ほとんどが100歳を超えているでしょう。そしてその数はもう数えるほどでしょう。中学校時代と高校時代だったか、新聞の記事に日清戦争最…

人類が最後に使った核兵器

78年前の今日は人類が長崎で核兵器を使用した最後の日です。 今日の日本人の観点からすれば、人類を滅ぼす恐れのある兵器を過去78年間どの国も使用しなかったという事実の方が、どこかの国が過去に使用したという事実よりも重要です。 未だに78年前の米国を…

78年目の広島に寄せて

「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」 広島平和記念公園の慰霊碑に刻まれているこの言葉は恐らく多くの日本人は知っていることでしょう。 ところで不思議なことに、この文には主語がありません。これについては過去さまざまな議論がされてき…

和に悩む

先日、FBのとあるグループに和についての日本人の考えを何気なく投稿したところ、あっという間に700人近くの方から「いいね」を頂き恐縮してます。善悪よりも和を上位において優先度が高いというようなことで、日本人であれば意識的無意識的に日頃から遵守し…

哀しき国

私は30年以上前から結構海外には行っている方ですが、実は訪れている国の数自体は大して多いわけではありません。滞在が数時間のトランジットを除くと;アメリカ(本土とサイパン島)オーストラリアロシア中国(本土と香港)ニュージーランドドイツギリシャ…

ロシア国民に関する考察

私は2010年に初めてロシアを訪れてから、2019年までに平均年1回訪れました。なのでトータル10回程度でしょうか。またそのうち数回を除き、ほとんどがいわゆるホームステイでした。恐らくロシアでホームステイをした方は日本人にはかなり少ないと思います。そ…

鬼滅の刃と竈門炭治郎が生きた時代

ここ最近、何となく再び「鬼滅の刃」をNetflixで視聴しはじめました。人を喰うという点では「進撃の巨人」も同じなんですが、あっちはあまりにもディストピア感が強くて私は結局シーズン1までしか観てません(笑) ま、「鬼滅の刃」の内容に関してはかなり良く…

開戦1年

開戦当初はロシア軍の破竹の勢いで数週間の内にキーウは陥落して例によってまたロシアの野望の犠牲になるのかと思いましたが、さすがに西側諸国の堪忍袋が切れたようです。結構多くの国がロシアは火蓋を切らないと見ていましたが、アメリカは始めると主張し…

世界の縮図

私が所属する武神館は海外では割に有名な流儀として知られています。テレビなどでもよく紹介されたりしていますのでご存じの方も多いかと思います。特に忍術も継承していることで外国人から注目を浴びています。高校生の時分に入門してから今に至るまで、も…

人狩

昨夜、大都市ですら、軍や警察が巡回して無差別に若い男に召集令状を手渡しているというニュースを聞き、露国武友に以下のメッセージを送りました。*******************************************「今のロシアでは、モスクワやサンクトペテルブルクなどの大都…

朝令暮改

どうも現政権は国際世論と国内世論の風見鶏としか思えない。特にコロナ禍の対応があまりにもお粗末過ぎる。最もこれは日本人独自の気質も相俟って問題を難しくしている気がしなくもない。 昨日、10月から海外観光客の上限を撤廃、個人旅行も許可するというと…

英国エリザベスⅡ世女王陛下ご逝去

今朝は3時頃にトイレに行きたくなり用を済ませて、何気にスマホを開いたところ、英国エリザベスⅡ世女王陛下がご逝去されたというニュースが目に入ってすっかり目が覚めてしまいました。享年96歳で在任70年という、ちょっと普通の人には想像ができない長さで…

日本社会について

正直に言うと私は協調性や思い遣りというものに関して日本人の基準では足りていないようです。会社や家にいて感じることです。 それについて色々考えることはあります。ひとつは50を過ぎて相手のことを考えて行動できないのか、思い遣りが足りないのか。他の…

電気自動車

今回、豪州に旅行に行った折、ホストの友人宅では2台の電気自動車を使用していました。 1台はGMのSUVタイプでもう1台は豪州では珍しい日本の軽自動車タイプの電気自動車、三菱ミープ。後者はわざわざ日本から取り寄せたそうです。 この2台を夫婦で利用してい…

豪州見聞録 3

ホストファミリーも友人も自宅近所に行き付けのカフェがあります。毎朝そこに行って近所の人たちと語らいながらコーヒーやカプチーノを飲むひとときの時間があります。近隣住民とのコミュニケーションも自然で素晴らしいものがあります。この辺は日本の方が…

豪州見聞録 2

今回私は友人宅に滞在したので、オーストラリア人の日常生活について紹介したいと思います。先ずは交通事情から。友人宅はメルボルン中心街から概ね北東20キロの緑豊かな丘陵地にあります。もっとも、元々メルボルンは世界的に緑豊かな街として知られていま…

オーストラリアにおけるコロナ対策のリアル

豪州政府というか一般市民のコロナに対する接し方です。滞在した9日間で私が体感したものをできるだけ客観的に描いてみます。 マスク着用率は10%以上15%未満でしょうか。メルボルン中心街ではもしかしたら2割に届いていたかも知れません。日本よりは遥かに少…

まず一度、国を離れよ

8月7日から本日17日まで、ほぼ3年ぶりに海外に行きました。行った先はオーストラリア・メルボルン。 今まで仕事で2回、両親の観光付き添いで1回、新婚旅行で1回行きましたが、最後に訪れたのは2001年、21年ぶりの訪問でした。 帰路は日本人青年と隣り合わせ…

77年目の終戦記念日に想うこと

先の戦争を始めた犯人は誰だ、というものがあります。ドイツならほぼ疑いナシにヒトラーでしょう。でも考えてみてください、彼を選んだのは民衆です。日本はどうでしょう。最終決定を下したのはもちろん昭和天皇ですが、それが話し合われたのは帝国議会です…

社畜という考え

家畜というものに掛けて社畜という言葉がありますが、実は私は人間社会における社畜というものにはもっと悪辣な意味を感じることがあります。「今この苦しいときこそ君が必要だ」「この仕事は君にしかできない」「この仕事をやり遂げたら人としてもっと大き…

国際連合という幻想

バイデン大統領が先日来日しました。そして驚くべき事に日本に対して常任理事国入りを支持したとのこと。これは歴史的な発言だと思います。どのくらいの日本人がこの発言を好意的に受け止めたのか分りませんが、もしどこかでアンケート調査などをしていたら…

国防について考えみた

私が気に入っているアメリカンジョークがあります。 神様:「美しい自然、澄んだ水、美味しい空気、これらで素晴らしい国を作って誠実な人々を住まわせよう、そして『カナダ』という名前を付けよう」天使:「神様、それは他の国に対してえこひいきが過ぎます…

ロシア人の国民性

今回のロシアによるウクライナ侵攻についてはもちろんウクライナ国民の皆様には深く同情し、日本人としてできるだけのことはしたいと思っています。21世紀にもなって前世紀の大戦のようなことが本当に起こるとは驚くばかりです。こんな事は絶対に起こっては…

ロシア軍の士気

ロシアに行った時に何度も見た光景について。ロシアの政治の腐敗とか、色々言われてはいますが普通に生活する分には他の西洋国家とほとんど変わりはありません。あくまでぱっと見ですが。 ただ何点か「ん?」となったものはあります。ひとつは警察官の勤務態…

ロシアの友人と語る

ここ数日、ロシアの親友と色々やり取りしてます。何故か彼はフェイスブックが使えているのでメッセンジャーでのやり取りです。昨夜からのやり取りです。 私ロシア軍によるウクライナ侵攻からすでに1ヶ月が経過しました。 しかし、ロシアの軍事作戦はあまり成…