不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

弥生二十五日稽古所感

本日は2名揃う予定が諸般の事情で1人休み、KS君だけとなった。
そして稽古前にジョイントマット2回目のスチーム洗浄を行った。
今回は要領が分かっていたため手早く準備をしたが、2人だけだったということと、第4週は町内会による会館の掃除があるため開始時間が15時からとなった。
結局ジョイントマット20枚両面、計40㎡のスチーム洗浄をするのに1時間半かかった。
稽古後、マットを片付けた後に確認したところ、全く滑らなくなったため一応成功と言える。
今後は片付け後の床掃除が要らなくなった。
次回、念のためにもう一度だけ念入りに確認する。

まずは受身、6種類を行う。
次にバランス崩し。介護職員の体幹を少々舐めていたかも知れない。日に日にバランスが良くなってきている。
体練はさすがに体幹がぶれずによく伸びる。
またキックミットを拝借して一文字からの突きを少し行う。古流においてキックミットで突き込むのにどれ程効果があるのか分からないが、私はそれなりによいと思っている。ただしまだまだ体術を使っての突きがなっておらず今後の課題。ついでに寸頸もやらせてみたがこちらはさすがに難しかった。体術をある程度修得したものであればそれ程難しいものではないが、身体の全ての可動部分を高精度で有機的に連動させ、波のように動かさねばならない。これは今後できるようになるだろう。
手解き。当道場では体術の足捌きを覚えさせるために重視している。魚をえさで釣る要領。
組み手からの簡単な崩し。ごく簡単ではあるが、崩すための全ての要素が詰まっているため、これも重視している。変化で当て身も入れる。
突きからの鬼砕表。基本的ではあるがこれもまた崩してからの懸かりを重要視している。これも変化を付ける。

足捌きのこと、これが継ぎ目のない動きを織り成す。
どの場面を切り取ってもバランスが良いこと、逆に相手のバランスを悪くしておくこと。
一番最初の動作で決まること。

本人は楽しんでやっているようでこれが長続きする秘訣と言っておいた。

令和五年弥生二十五日
武神館 不動庵道場
不動庵 碧洲齋

先日参拝した神武天皇御陵

武神館 不動庵道場
【日時】2022年1月8日土曜日、14:00-16:00
【場所】谷塚上町会館:草加市谷塚上町225-1
【アクセス】東武スカイツリー線 竹ノ塚駅西口
東武バス 竹04/竹05にて約10分、又は竹06にて約15分。
バス停「谷塚上町」降りてすぐ。
駐車場あり。
入門希望者・興味ある方はご連絡ください。