不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

君の名は。のように

起きたときは鮮明に覚えていても、すぐにふと思い出せなくなる、夢は概してそんなものが多いものです。映画「君の名は。」のような、あんな感じだと思います。 私は2004年末から2009年頃まで約5年間、時々夢を記録していました。枕元にメモ帳を置いて、目覚…

我思う、ゆえに我あり

これは説明するまでもありませんが、これは近代哲学の基礎を築いたフランスの哲学者、ルネ・デカルトが発した命題です。 Wikiの簡潔な解説ですが、ざっくり言うとこうなります。 「一切を疑うべしという方法的懐疑により、自分を含めた世界の全てが虚偽だと…

大樹

妻の父方の祖父は去年、100歳で他界しました。 親族で100歳というのは初めてでしたが、やはり改めて凄いと思ったものです。 その配偶者、妻の祖母は98歳になります。おじいさんが亡くなってからは老人介護施設に入所していますが、それまでは二人で生活して…

道中談義

週末は妻の実家に家族で行きました。 往路は妻の方が1日早く出たので息子と二人で土曜日の昼頃に家を出て一路鉄道で岡崎まで。 新幹線の中で、私はこんな事を話しました。 「友人は大事にすべきだ。また、親友は長い付き合いになるかも知れないからいつも礼…

平成二十九年臘八坐禅会

臨済宗ではお釈迦様は35歳の時、12月1日から8日早朝までインドはブッダガヤに流れるナイランジャナー川のほとりに立つ菩提樹の下で坐禅を組み、8日朝、明けの明星を見たときに大いなる悟りを開いたと言われています。 そこでその追体験をする意味で臨済宗の…