不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アブラハムと安倍総理

英語をかじっている人なら知っていると思いますが、英語でAbeはAbraham(アブラハム)の略称です。 また、少し聖書を紐解いたことがある人ならご存じだと思いますが、ひどい神様が信心深いアブラハムを試すために息子を生け贄にせよと命令して本気でそれに従っ…

こころ

どうにもならないことをどうにかしようとするから苦しみが生まれる、とよく禅の師匠が口にします。 どうにもならないこと、の定義ですが、大抵は「自分のものさしで世の中を計ろうとすること」です。自分のものさし、とは、例えばこんな感じです。 自分の価…

平和と安全について

基本、いつも言っているようにあまり政治臭いことを書くのは好きではありませんが、色々あってまた書きます。 ここに書いたことはずっと昔にブログに書いたことですが、そのブログがどうしても見つからないので改めて書くことにします。 世界中の国々が主権…

祈り

実は今日は息子が初めて英検5級を受ける日でした。 今日までに私は息子と色々英検に向けた勉強をしてきました。 今朝はいつもなら1人で執り行う朝課を息子と手を合わせました。 行ってからは別段神仏に手を合わせるでもなし。 祈りは基本、手の届かない人に…

木製武道具の修繕方法

木製武道具の修繕について紹介したいと思います。 修繕と言っても破損ではなく、自然に曲がってしまった武道具の修正方法です。 私は23歳の時から20年近くお付き合いさせて頂いた、筑波山神社参道にあった、杉山武道具製作所、杉山孝次さんから直伝されたも…

省察

何とはなしに昔のブログを読み返してみました。 丁度父が他界した2007年です。 2月に父が他界して、色々あって武道も家庭も仕事も完全に行き詰まって本気で死のうと思いつめたかどうか、というところだったと記憶しています。 ブログの投稿回数を見ると2007…

矛と盾の話し

武芸をしている関係上、武器にはとてもこだわりがあります。 私が所有する木製の武器の多くはその道40年近くのプロが作ったものです。 現在は既に他界してしまいましたが、この方の作った武器は長く鹿島香取を初め、多くの古流で使われていました。因みに日…

「X」に還る

昨日は二つの坐禅会に参加してきました。 早朝と日中という、イレギュラーなものでしたが、いつもながら得るものが多かった。 禅仏教では「X」というものを追い求めて知ることにあるとされています。 それが本当にあるのかないのか、お釈迦様が「ある」とい…

備えあれば憂い無し

今日は阪神大震災が発生して20年目に当ります。 その時は留学から戻り、まだバイトしながら日本語教師養成講座に通い、その年の6月頃に同校に採用されてそのまま豪州に赴任して1年ほど勤務しました。 その年は阪神大震災と地下鉄サリン事件があり、また私が…

立志・信義が為に

今朝、息子と朝食を取っているときにたまたまニュースでどこかの地域の独立運動の話が出てきたので、インドネシアの独立運動の話しをしてやりました。よくテレビに出てくるデヴィ夫人の旦那さんは独立したインドネシア最初の大統領で、彼は残存した日本軍と…

問題はここ

日本人が過去の事実を突きつけても、例えば中国や米国は「はいそうですか、分かりました訂正します」とは絶対に言わない。何故そうなのかを考えないことには変えようもないし、そのことに労力を費やすだけの価値があるのかどうか、費用対効果も考えねばなら…

フランスの事件について

言論は自由であるべきですが、自由であることと何でもして良いこととは別です。 この辺り、少し難しい線引きですが、論語にヒントとなる言葉があります。 「七十にして心の欲する所に従えどもその矩を踰えず。」 今風に言えば「心の思うままに行動しても、人…

昭和時代を偲んで

昨日は先帝陛下たる昭和天皇が崩御された日でした。 1989年1月7日早朝だったと思いますが、実はこの平成元年の夏に私は米国に留学したので、ある意味昭和と平成の区切りというのは私の人生でも非常に切り分けられます。 寒い朝、2階から降りるとニュースで「…

新型機の感想

ボーイング787の搭乗感想について。 シートは気持ち前後のスペースが広くなったのか、もしくは背もたれが薄くなったのかも知れない。 若干、膝に余裕ができた感じ。(気のせいかな?) 背もたれはなかなか快適なので、これなら枕は要らないと思う。 実際枕は…

耐え忍ぶ

ロシアでは労働者たちはどのような意識を持っているのか興味がありました。 友人の中にたまたま会社(工場)で400人以上の労働者を取りまとめているジェネラルマネージャーがいたので尋ねてみました。 ロシア人労働者は基本耐え忍ぶのだそうです。 どこかの…

国歌の曲調

師走大晦日の前日、私はモスクワを北上すること500キロほどにある、世界文化遺産にもなっているとある寺院を訪れました。その時の気温は-25℃以下。 寺院とその周囲の森は本当に氷結したかのように美しい景色でした。 大晦日、テレビを観ました。プーチン大統…

美人の里

秋田美人、とか言われますが、雪が降るような寒いところに美人が多いというのはどうやら本当のようです。 モスクワにだって美人はかなり多いですが、今回北上500キロの小さな街にはもっと美人が多かった。 日本ではファッション雑誌に出てくるような金髪のき…

湖面を歩く

聖書によるとイエスキリストは湖面を歩いたとされています。 水面を歩く話しはどこの国でもありますが、大抵は聖者とかが行っているようです。 私も此度、湖面を歩きました・・・ただし凍った湖面ですが(笑) 水は賢者しか歩かせてくれませんが、氷は誰でも…

趙州曰無

中国のあるお坊さんが趙州和尚に質問しました。 「犬に仏性はありますか。」 趙州和尚は即座に答えました。 「ない」 生きとし生けるものには全て仏性が備わってますが、趙州和尚は質問者に対して「無」と返しています。 犬と違って人は死んだ後のことに思い…

北の雪原にて

年の暮れ 人もまばらな凍てつく雪原の 夜の帳も深まる頃 天空に強く輝く星々を見ました。 揺らぎもせず 瞬きもせず 唯々夜空にあって 静かに光を放っていました。 誰に見られるでもなく 喧伝するでもなく 唯ひたすら打ち込み それに成り尽す。 それは必ず人…

志学

旅の間、ずっと考えていたことがあります。 孔子の言葉 「吾十有五にして学に志し・・・」 一般的には「学問で身を立てる決心をした」「学問を究める決心をした」と訳されます。 もう一つ、言葉があります。 「志非ざれば以って学を成すなし」 これは諸葛孔…