不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

2014-01-01から1年間の記事一覧

第三回 滝の城祭り

昨日は今年で3回目になる滝の城祭りに参りました。 滝の城は現在の埼玉県所沢市にあり、切り立った崖からは東京都清瀬市がすぐ近くに見えます。 小さな城で今は神社になっていますが、城の保存会の活動によって城郭などはかなりきれいに保存されています。 …

平成二十六年式兵糧丸備忘 其之二

昨日は多少割合を変えて作ってみました。 つなぎである山芋を1.5倍(だいたいスーパーで売っている1本の3/4ぐらい)にしてお酒(カップ酒)を昨日の半分からまるまる1本。加えて蜂蜜を昨日の倍量。そして水をほとんど使わず。後で気付きましたがきな粉がちょ…

平成二十六年式兵糧丸備忘 其之一

私は今まで10数回ほど兵糧丸を作ってきましたが、それについて。 兵糧丸は現代で言うところのちょっと高価なカロリーメイトのようなもので、戦場にて会敵する直前、しかもしばらく長期戦になる場合などに食べたのではないかと思います。 レシピは特に決まっ…

終わったな、DELL

私の3台目に当るパソコンはDELL Dimensionでした。ミドルタワーでちょっとハイスペック、出たばかりのXP搭載でした。これがなかなか堅牢で、2002年頃から2011年冬頃まで使っていました。最後はマザボがだめになったらしく、BIOSも起動しなくなりましたが、と…

ネコ親と話した

昨日は早朝坐禅会を終えてから禅友たちと寺近くのマックで朝マックしながら10時頃まで語り、帰宅しました。もうその段階でかなり疲れていたので、夜の坐禅会はパスと心に誓い、ダラダラと。珍しく週末の掃除もカット! 息子は友人宅に遊びに行っており、妻は…

移民について

少し前から移民について思うことがあります。 少々耳が痛い方もいるかも知れませんが・・・。 基本的に移民には二つあって、労働移民と自由移民です。 自由移民はここでは問題ではありませんので省きます。 労働力が国情に比して余っていたら他国に行く場合…

有と無の織り成す幻想

先日我が家のノートパソのHDDを交換しました。 ようやくカタカタというやかましい音を出さずにすぐ起動するようになりました。やれやれ・・・しかし長時間起動していると突然ブチッと切れてしまうのは何故(T-T)。デスクトップがよかっただけにDELLを信じてノ…

見えないものが見えること

仕事で海外の企業と色々やり取りをしますが、担当者が変わるとき、時々困ることがあります。それは性別。宛名に使う「Mr./Ms.」どちらにすべきか分からないこと。最近はもっと便利な「san」を使います(笑)。意外にもこの「san」、国際的にもなかなか認知度…

妙義山

去る4.5日は家族と共に例によって山登りに出かけました。 今回は群馬県妙義山。日本三大奇勝の一つですが、その名の通り遠目でもすごい山です。 朝は4時半に出ましたが、さすがに少し混んでいました。 荒々しい感じで悪魔が住んでいそうな雰囲気です。 私は…

照り焼きチキン?

今を去ること20年以上前のこと、留学していた頃の話しですがひとりの日本人留学生と知り合いました。 私より二つ年下の、何と言うかちょっと陽気な小太りの男で、言葉の端々に大阪弁を使っていたのですが、出身は石川県とか。当時の私にはこういう男とは気が…

大河ドラマのテーマ曲

父が死んでから大河ドラマは観なくなりました。 というかテレビを定期的に見なくなりました。 たまたま息子と観る、そんな程度です。 大河ドラマは毎年変わるので、そのドラマを見るとその年に起ったことなどが脳裏に浮かんできます。それがとてもいやなので…

時代祭の殺陣

この10年ほど、甲冑を着用して時代祭に参加するようになってからはよく殺陣を任されることとがあります。 胴着で行う殺陣とはまた違って、戦国時代を偲び想いを馳せるにはとてもよい経験です。 むろん、甲冑装着時の武器の繰法などもかなり参考になります。 …

はじめて雅楽を聴いた

昨夜、フェイスブックの友人から招待されていた雅楽の演奏会のために息子と中目黒まで行きました。日比谷線の終点まで行くのは久しぶりです。 主催者の方ももちろん雅楽をしますが、その日のゲストは本物の宮内庁の雅楽担当職員さん。お名前は豊剛秋さん。元…

通勤と語学

会社までの片道は徒歩で大体30分あります。往復1時間。都内通勤をしているサラリーマンからすると何とも贅沢な通勤環境ですが、去年までは自転車や自動車通勤をしていました(笑)。 今年からエコや体力、支出削減を考えて徒歩にしましたが(自転車も基本使…

昨日の稽古

昨日は弟子と甲冑仲間の1人とで稽古をしました。 稽古の内容のほとんどは来月行われる「第三回 滝の城祭り」で行われる城物語の一幕、合戦にて行われるアクションのため。 甲冑を着て長得物を振り回す機会というのはあまりないため、私は第1回からずっと参加…

道について考えた

先日、FBの私の道場のページで何となく「ナントカ道」の道について書きました。その折、「みち」の語源についてちょっと興味が湧いたので調べてみたのですが、一番なるほどと思ったサイトはこれ。 http://homepage3.nifty.com/rosetta_stone/wissenshaft/lex…

チャレンジャー

先日、なにげに息子に質問をしました。 「将来はどんな大人になりたい?」 息子はしばらく考えてから言いました。 「ずっとチャレンジし続ける大人になりたい」 この答えに思わず唸ってしまいました。 息子は多分、宇宙飛行士に自分を重ねて言ったのだと思い…

祈りを込めて

珍島フェリーの事故について、まだ救出活動の途中ですが、未だ緊迫した状況が続いています。 隣国でしかもまだ10代の若者が数百人も絶望的な状況下にあって、ネット上の心ない言葉には本気で殺意にも似た怒りを感じます。 世界で反日国家と言えば近隣諸国の…

夢幻の祭り

昨日は群馬県甘楽町で行われた小幡桜祭りに参加しました。 祭りは今年で30回目だそうです。 ここ数回、桜祭りとは言っても桜の開花と一致できた祭りは少なく、見事に一致したのははじめて参加した2005年だけだったと記憶しています。 小幡は元々小幡藩があっ…

小保方さんの会見に思ったこと

私は専門外ですのでよく分かりませんが、最先端医療技術も例に漏れず、どの国もしのぎを削っていて、どれだけ早く特許を取るか、どれだけ秘密を守れるかと言うことに苦心しているそうです。 パクことに関しては中国韓国のみならず、欧米だって結構悪辣かつス…

人生十のうち

「人生十のうち八,九は思い通りにならない」 これは中国の諺だそうですが、私が結構好きな諺です。 何でも大陸的なおおらかさがある中国人にしては珍しく厳し目の諺のように思います。 この諺をどのように捉えますか? 八,九も思い通りにならないことがあ…

最近、我が家で流行の「不垢不浄」

週末に掃除をした折、流しの生ゴミかごを息子が見て「うぇっ、気持ち悪い」と言いました。私は「そういうことを言ってはいけない。森羅万象『不垢不浄』なのだから。」と言うと、息子も納得したように「ああ、そうか、世の中は全部『不垢不浄』なんだよね。…

そのものを見よ

あらゆる生物はひとつの事象に対して必ず本能的に何らかの判断を下します。 生物で有る限りは判断という行為をしないことはないと思います。 下等生物なら取りあえず「食べられるか食べられないか」。 ちょっとレベルが上がって「危険か危険ではないか」。 …

車なし3ヶ月を振り返って

車を手放して3ヶ月経ちますが、自動車の所有をしなくなって良かったと思うことがあります。 ・人を轢く心配がなくなった。 ・同乗者の安全に気を遣わなくて済むようになった。 ・大事故に遭遇する確率が劇的に下がった。 ・ガソリンの価格に一喜一憂しなくな…

龍のいた時代

その昔、中国では「龍」は皇帝のシンボルでした。 そして最初に帝王となったのが「黄帝」だったことから、「黄龍」といえば中国の皇帝を示していました。 ではいったい何のモチーフが「龍」になったのだと思いますか? 実は「龍」は中国において大きな川を指…

黄泉がえり

「黄泉がえり」は1999年に発表された梶尾真治氏の小説で、2003年に映画化されました。そういえば1999年は母が死んだ年、2003年は息子が生まれた年になります。 映画では観てませんが、DVDやテレビで何度も観ました。何度観ても不思議な感じがします。 宇宙海…

ハリーネットをよろしく

今週ぐらいからようやくyahooやgoogleで引っかかってくるようになってきました。 もっとも引っかかるという言い方は適当ではありません。一番最初に出てきます。 簡単な言葉ながら一番最初に出てくるとはすごいと思います。 ハリーネットとは息子が作ったweb…

昨夜の稽古・・・とか

昨日は定時で帰宅してから速攻で着替えて6尺棒を日本も担いで総合体育館へ。自転車だとかなり危険なので、3キロを歩きました。近頃は3キロが歩くには遠いとは思わなくなってきました。 体育館にはギリギリで到着、遅れて来た人を合わせて4人でした。うち二人…

とりとめもなく・・・

私は武神館というところで長らく武芸に親しんできています。 長いと言うだけで同門先輩後輩より熱心かと言えば恥じ入るところこれあり。 ともあれ、いつとはなしに一介の道場を開くことを許されるまでになりました。 正式に道場を開くことが許される段位を拝…

武芸と女性と

昨日一日を漢字で表わすなら「女」・・・でしょうか。色々な意味で。 昨日の稽古では久々に「うまい!」と思える海外からの出稽古門下生がいました。 フィンランドの若い女性ですが、6段とか。しかも女性で6段かそれ以上にうまいと感じたのは久しぶりな気がします。 …