私の3台目に当るパソコンはDELL Dimensionでした。ミドルタワーでちょっとハイスペック、出たばかりのXP搭載でした。これがなかなか堅牢で、2002年頃から2011年冬頃まで使っていました。最後はマザボがだめになったらしく、BIOSも起動しなくなりましたが、ともあれ使いやすいものでした。
これが壊れたとき、パソコンは自室に持って行けと妻に言われたのでデスクトップは諦めてノートにしましたが、価格と評価を鑑みてやはりDELLのノート、Inspironにしました。まあ普通のノートパソコンです。購入は2012年7月。今回のOSは7でしたが、まずまず手堅く動作していましたが、2013年末頃からハードディスクからカチカチと嫌な音が。何度かチェックをかけても異常も出ないのですが、とうとう最初に起動させ、BIOS画面でしばらく放置してから再起動しないと起動しなくなり、今年の3月頃にはかなりやばくなってきたので修理計画を立案しました。
DELLから交換用HDDを購入。
DELLから付属のバックアップソフトのプレミアムバージョンを購入。
ネットから外付けHDDを購入。
ネットの買い物はクレカのポイントがたっぷりたまっていたのでそれを使いトランセンド1TBのポータブル/耐衝撃モデルを購入。しかしながらケーブルが時々接続不良を起こすために別途購入。
DELLからHDDが届くとネット上からプレミアムバージョンを購入し早速交換及び復旧。何とかギリギリ間に合いました。HDD交換後の起動の速いこと(苦笑)。今までの苦労は何だったのかと思うほど。
・・・と安寧だったのもつかの間、今度はパソコンが急にシャットダウンします。ブチッと。原因は不明ですが、もしかしたら過熱のためかも。ノートパソコン奥を少し上げて隙間を作ったところ、落ちないことが多くなりました。まだ分かりません。
そこで不安になり、再度バックアップを取ろうとしたところ・・・
今度はDELLのバックアップソフトが正常に動作しない(苦笑)。
ドライバやファーム関連を最新にして、バックアップソフトも入れ直したが、それでもダメ。何度やっても7-8割のところで「 フルシステムバックアップの作成中にエラーが発生しました。後でもう一度お試しください。」というエラーが出る。しかたがないのでDELLのサポセンにメール。本体の保証は切れてますが、有償でバックアップソフトを買ったので少しぐらいは面倒を見てくれると思いきや、本体が保証外だと面倒見てくれないそうな。
こういうのがあるのでノートは元から好きではなかったのですが、やはり起きてしまいました。デスクトップだったらDELLはまずまずだったのかも知れませんが、昨今、DELLのクオリティーはいささか落ち気味。次回買うときはDELLはないだろうね。やっぱりちょっと高くてもオール・メイドイン・ジャパンにしておけばよかった。富士通のモデルでそういうのがあったのですが。
サポセンはここ10年ぐらいでかなり変貌してます。私もかつてサポセンで4年ぐらい働いたことがありましたが、今までは派遣社員とは言え専門分野に特化したスタッフが行っていたものを小泉改革で「クリック」や「ドラッグ」、「インストール」「リカバリー」という超基本的な単語も知らないおばちゃんたちに取って代わられ、それでも高いと言うことで中国は大連辺りに多くのIT系サポセンが移ったようです。日本語ができるスタッフが対応しているのでしょうけど、在職中に話したことがある経験と、その後の対応から中国人スタッフの日本語能力もかなり怪しい(笑)。
こういうときは基本あっさり諦めて、DELL以外のバックアップソフトを買った方が賢明です。サードパーティーではミラーリングまでしてくれたり、システムバックアップとデータバックアップを別々にやってくれたりと、なかなか便利なものもあります。最初からそうすればよかった。
先日からASUSのタブレットを使ってますが、なかなかよいです。タブレットだからよいのかどうか、同じ中国人が作ったものでも台湾製は安っぽくないのが気に入っています。この次はWindowsのタブレットにしようかと思います。
平成二十六年皐月十三日
不動庵 碧洲齋