不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

2014-01-01から1年間の記事一覧

和顔施のこと

今朝方、衝撃的なニュースを目にしました。 あの米国俳優ロビン・ウィリアムズ氏が自殺してしまったと言うこと。特に私は彼のファンというわけではありませんでしたが、彼が出演した映画を見た時は例外なくよく笑わせられました。 共演者たちの話しでもロビ…

老いは追い負いやってくる

先日稽古に行った折、電車に乗ってきた方がいました。 70歳ぐらいにはなっていたでしょうか、ご老人です。 少々汚れた作業着などを見るに工事現場作業員かと思います。 コンビニ袋にはヘルメットや安全帯などの商売道具が無造作に詰め込まれていました。 そ…

カークからエンタープライズ!転送開始!

最近ちょっと格安スマホプラン群に興味を持ち始めました。SBだってまずまず安い方ですが、これら格安プランは俄然安い。ん~正直ガラケーからスマホにすることにはまだかなり抵抗がある、というかしたくない。が毎月支払っている金額が半端ないので。私と妻…

ミステリーは24年後に明かされる

先日買った懐中時計について。 スイス製MARVIN手巻き式懐中時計を買ってから間もなく1ヶ月になりますが、毎朝起きて半ば寝ぼけた状態ですら、強い使命感を以てやるのがこの懐中時計のゼンマイを巻くことです。この時計を毎朝キリキリ巻いてやるのが結構楽し…

徒然なるままに

今、たまたまネットでニュースを幾つか見ていて思ったことです。 現在、日本ではホンダと三菱がそれぞれ新しい飛行機を送りだそうとしています。 ホンダはその名も「ホンダジェット」乗客が6人ぐらい乗れる小型ビジネスジェットです。 三菱はYS-11以後初とな…

宇宙博とペンシルロケット

先ほど、夕食時に妻が息子に尋ねました。 「今日宇宙博で見た中で一番興味があったのは何だった?」 息子は少し考えてから 「ペンシルロケット」と言いました。 ちょっと衝撃的でした。 実物大のアポロ宇宙船もあったし、同じく実物大のISS日本モジュールもありま…

シオニズムというのかナショナリズムというのか

ここしばらくずっと、イスラエルにいる当流の若い同門とフェイスブックでやり取りしてきました。 実際には会ったことはないのですが、当流の1グループページ内で私の書き込みに共感したらしく、以後、色々とコメントしてくれたりメッセージをくれたりしてい…

四本の蝋燭

今、門下にちょっと注目している同門がいます。 実際に会ったことはないのですが、何を隠そうイスラエルにいる多分20代の青年です。 話した感じではごく普通のイスラエル人のようですが、故にパレスチナ問題に対する姿勢も平均的のようです。 前に何度か、パ…

原子力発電所再稼働について

先ほどFBの中で原発再稼働について経団連の榊原定征会長が発言したことについて、40-50程のコメントが掲載されていたのを見ました。 少し驚いたのは、ほとんどが「再稼働反対」だけど「全く対案がない」事。 反対と言うだけならうちの子供にだって言えます。…

祖父の命日

そう言えば今日は母方の祖父が戦死した日でした。 昭和19年7月8日、サイパンに向けて最後の増援部隊を送る輸送船団の一員でした。 今となってはどの船に乗っていたのかも分かりません。 戦死した日を真面目に信じれば、この船団を守るため、サイパン島近海で…

ノア 約束の舟

日曜日は息子と春日部まで映画を観に行きました。 鑑賞したのは「ノア 約束の舟」。 息子は年齢の割には聖書に関する知識はなかなかあって、聖書の神のこと、アダムとイブのこと、もちろんノアの方舟のことなどについては一通り理解しています。 この映画を…

下を向いて走ろう?

徒歩通勤に切り替えて半年が過ぎました。 この半年は非常に有意義だったと感じます。 まあ、車の魔力とでも言うのでしょうか、やはりあれば便利で使ってしまいます。 もっとも自転車があるのにほとんど使わないのでやはり気分の問題でしょうか。 体力がつい…

集団的自衛権閣議決定

昔の安保闘争の時もこんな感じだったのでしょうけど、実際に結構な反対が国民から上がったとしても、多分安保闘争ほどには派手でも大きくもなかったように思います。 その理由はとても簡単です。現実に日本の平和を脅かそうとしている国がすぐ傍にあり、しか…

日本の英語教育について

「英語の早期教育・社内公用語は百害あって一利なし」 渡部昇一 先日、書店で渡部昇一先生の著書と言うことで衝動買いした本です。 私は今まで数冊、渡辺先生の著書を読んできましたが、どれもが何度も読み返してしまうほどの内容でした。ちなみに渡辺先生は…

歯を抜いた

土曜日の午後に長年の懸案事項であった(苦笑)右下の親知らずを抜歯しました。 左下のはかれこれ20年以上前に虫歯と言うこともあって抜歯したのですが、その時は痛かったのなんのって。口の中に巨大な穴が空いていたことに恐れおののきました。 右側はしば…

言ってはいけないだろうが・・・

先の都議会における、塩村文夏都議へのヤジについて。 門下の外国人女性同門からやり玉に挙がってます。 録音もされていますから、声紋調査などされたら速攻バレます。 このヤジった議員は今、苦しみの中にいるのでしょうけど、それは自らの恥、有権者からの…

リアルな感覚

先週は息子と梅ジュースを作るために梅と砂糖を瓶に漬け込みました。 そして昨日は同じくヤマモモジュースを作るために家の前にあるヤマモモの木から収穫した実と同じく砂糖を瓶に漬け込みました。こちらは選別したり洗ったりして大変だった。 ちょっとした…

義を見てせざるは勇無きなり

ちょっと恥ずかしい話しですが、留学後に入社した会社がいわゆるセクハラ問題があったブラック会社でした。最初からなのか、私が入った後からなのかは分かりませんが、入社した女性の基準を見るに、時々(?)というのはありました。 この会社にはまあ恩義も…

人と武器

これは先日、フェイスブックで見かけた風刺画です。 一番左はフォード社のPINTOという自動車で、短期開発のため欠陥設計になってしまい、27人が事故死するまでリコールに応じなかったとか。当時はリコールして欠陥改修するよりも、補償金を払った方が安いと…

日本人学生を「ありがたいくらい馬鹿」と評す

韓国人学生 日本人学生を「ありがたいくらい馬鹿」と評す http://www.news-postseven.com/archives/20110203_11380.html ちょっと耳が痛いですがこの記事は本当だと感じます。 大学生のみならず、学業を志す日本人はもうちょっとハングリーでありたい。 日本…

愛情以前の問題だ!

私と息子は何かにつけてよく仏壇の前で手を合わせます。 よいことがあったとき、悪いことがあったとき、反省すべき事があったときなど。毎朝の読経以外にも月に何度か息子と座ります。 これを気に入らないとか洗脳教育だとか言われる向きもありますが、古来…

稽古に通う道

毎週土曜日は埼玉県春日部市にある市民武道館にて稽古があります。30年近く前になりますが、10代の頃は駅から2キロ弱を歩いて行きました。当時は駅から市役所ぐらいまでは店やオフィスビルがありましたが、そこから外側には一面の田んぼがあったのものです。…

子供の育て方について徒然と

子供ができてからは自分の今まで蓄積してきた知識や哲学、技術を投入することに腐心するようになりました。 「こうしなさい、ああしなさい」というのではなく、本人がやりたいことに対してサポートをする際に今まで得てきたものを活用します。多分親はみんな…

スパリゾートハワイアンズ

息子が月曜日は運動会の代休だったために夫婦も有休を使って家族で福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズに行ってきました。 2年ぐらい前に妻が蒼井優主演の「フラガールズ」のDVDを借りてきてから一度みんなで行こうという話になっていたのです…

欧米人の歴史観について

最近、たびたび目にするのが「歴史観を改める」。 これについてちょっと。 私が子供の頃に日本の歴史観に対して「?」と思ったきっかけ。 小学校2年生の頃だったと思うのですが、近所に家族ぐるみで仲のよい老夫婦がいて(母の仕事仲間だった)、ご主人が若…

徒然なるままに

世の中には価値観が全く違う人がいる。 そういう人たちと遭遇してしまうと大抵、どちらがより正しいか、と考えてしまう。 自分の物差しと相手の物差しを比べてどちらが正しいというのもないのだろうが、例えば古くから続いている習慣にはやはりなにがしかの…

いいね!いいね!はホントによいのか?

このところは使っているSNSはほとんどフェイスブックだけになっています。まあ、SNSは少ない方がいいですね。多いと訳が分からなくなるし、無駄に時間を費やしてしまいます。距離や時間の関係で本来友誼に預かることがなかったのが、ITのお陰でそれが可能に…

バスの車内で

先日、バスに乗ったときに直面した事。 バスに乗ると、乳児と幼児を連れた若いヤンママさんが乗ってきました。例によって言葉遣いはバリバリヤンキーで幼児に話しかけていました。しかしながら不器用ながら乳児を抱えながら後続の方々に邪魔にならないよう、…

19日は一路北へ

19日は有給休暇を取ってフィンランド同門と前日めでたく夫婦になった門下生計4人で宇都宮まで行きました。 最初の目的地は大谷石資料館。大谷石ってご存じですか?名前は知らなくても見たことがない人はいないと思います。これです。 英語ではライムストーン…

パズルのピースその他

昨日は結婚したての同門夫婦とフィンランドの同門を連れて宇都宮郊外の観光名所に行ってきたのですが、その帰り、道の駅で昼食を取ったときにふと新妻になった同門に、どうして彼を選んだのか尋ねてみました。 彼女はしばらく考えてからサラリと言ったのは「…