不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

カークからエンタープライズ!転送開始!

最近ちょっと格安スマホプラン群に興味を持ち始めました。SBだってまずまず安い方ですが、これら格安プランは俄然安い。ん~正直ガラケーからスマホにすることにはまだかなり抵抗がある、というかしたくない。が毎月支払っている金額が半端ないので。私と妻が同時に機種交換したので結構かかります。それに一番ムカついたのはヤフーがガラケーのメール閲覧サービスを5月で止めてしまったこと。昨今はSNSのメッセージを使うことがかなりの割合で増えてきたものの、やはりメールが見られないのはすごく不便。

とはいえ2年のしばりがあるのと、まだ出たばかりのサービスなので少し様子見ですが、来年末にはちょっと検討したいところです。J-phone時代からのユーザーだから15年ぐらいの付き合いか。時代が変わるかな?

くどいようですがスマホユーザーがもてあますような大きさのスマホを手にしているのを見ると、スマートに出し入れできるガラケーにまだまだ未練があります。

・・・それと別の理由も。

私はズバリ「トレッキー」ですっ!(笑)

平たく言うとスタートレックマニアでしょうか。

最初のスタートレックに出てくる通信機がまさに携帯電話。中折れ式です。通信機器はこれが無きゃダメなんです(笑)。今、毎朝、懐中時計のゼンマイを巻くのが習慣になってますが、ガラケーを開くというのは通信機をスタートさせる神聖な儀式なのです!これがない携帯式通信機なんて信じられない。いや、本気です。

実はこの理由がスマホに替えたくない理由の半分ぐらいはあるかも。それに比べたらwifiに繋げないとかそういうのはあまり重要な問題ではないのです。

でも時代の流れを鑑みるに、ガラケーはそう遠くない先にはかなりしぼむメカになるでしょうね。さすがにこればかりは時計と同列に論じられないし・・・。

背に腹は替えられないのかどうか。ITというやつは恐ろしい勢いで驀進して、ユーザーたちの思惑や生活をも巻き込んでいます。とんでもなく便利なこともある反面、一昔前までは思いもよらなかったトラブルも然り。そんなときは(多分トレッキーたちも同じ事を考えているはず)宇宙連邦市民ならどう解決しているのだろうか、宇宙連邦軍航宙艦隊隊員ならどうしているのだろうかと思い巡らせます。

未来になっていくというのはやっぱり難しい・・・。

しかし例えば息子が生まれた2003年には既にパソコンも携帯もインターネットも普通にあって、宇宙には宇宙ステーションが建設中で常に人が滞在している、という時代でした。私の時とはある意味全く隔世の感あります。だからきっと息子たちの世代の通信機器に対する感覚は私のそれとは違うのだろうと想像します。いや、そうであって欲しい。

スマホは未だにドラマがないので好きではありませんが、恐ろしく低価格になってきたこと、かなり高機能になってきたことに抗しきれなくなってきた、今日この頃です。

写真は最初のスタートレック(放送1966年!)の時に使われた通信機。現在では大抵の個人用携帯機器でどこの国の人とも普通に通信できる上、その気になればISSのクルーとでもメール通信ができることを考えれば恐るべき科学の進化だと思います。

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平成二十六年葉月八日

不動庵 碧洲齋