不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

歯を抜いた

土曜日の午後に長年の懸案事項であった(苦笑)右下の親知らずを抜歯しました。

左下のはかれこれ20年以上前に虫歯と言うこともあって抜歯したのですが、その時は痛かったのなんのって。口の中に巨大な穴が空いていたことに恐れおののきました。

右側はしばらく斜めに顔を覗かせたまま、特に虫歯になるでもなくそのままでしたが、ずーーーーーっと気になってはいました。

最近になって草加市からワンコイン診察という有難い歯科検診の通達があったので、ついでに見てもらいました。

数ヶ月前にも見てもらった際にレントゲンも取ってもらい、抜くなら病院を紹介すると言うことでしたので紹介状も書いてもらいました。

病院は足立区は西新井大師のすぐ近く。

病院の評判を調べてビックリ、オウム真理教だとか北朝鮮とかいう単語とくっついてます。オイオイ大丈夫か?

病院は一部改修中であるくらいにはボロかった。

1時間近く前に行きました。予定では14:30でしたが、14時前に取りかかってくれました。最初に麻酔の注射。これがイヤなんだよな。5.6回、親知らず周辺にブスブスと。まずそこで気力が無くなりました。(T-T) 麻酔が効き始めるまでレントゲン室で再度撮影。治療室に戻ってきて状態を確認後、抜歯。お医者様曰く、このくらいは神経に近いとは言えない。歯が十分見えているので問題ないとのこと。若い先生ですがズボンはジーンズでした。カジュアルだな。

ギリギリ穴を開けられてパキッとかち割られたのが分かりました。ピキピキという音が頭蓋骨に直接響いたのがイヤでした。それからペンチをもってきて片方ずつゴリゴリ抜き出し、15分ぐらいでした。その後、先に欠けてしまった隣の奥歯の簡単な処置をして縫合、ガーゼを詰めて完了。

土曜日だったためか、改修だったためか分かりませんが、外来患者数はとても少なく、会計までかなり早く終えることが出来ました。近くの薬局で痛み止めと化膿止めを買い、その場ですぐ一錠。設備は新しくありませんでしたが、普通の病院でした。よかったよかった。

さっさと帰ろうと思いましたが、せっかく近くまで来たので西新井大師に行きました。ずっと雨だったせいか、人も少なく。普通に本堂と不動堂にお参りして出ました。食べるつもりもないのに草団子を買いました。山門を出てすぐ左右に草団子屋があるのですが、左右とも強烈な客引き。山門から向かって右の方がちょっと強引。その日は左の店で買いました。

往路は自宅近くからバスで竹の塚、そこから電車で西新井経由西新井大師でしたが、帰路は谷塚駅から歩いて帰りました。

帰宅後は何をするでもなくずっとソファの上で横になりました。いたくはないのですが、ずっとうずいていました。

このうずきは翌日日曜日もありましたし、今朝も薬を飲んで収まっていますが、また出てくると思います。何度か口の中を覗いてみましたが、奥に巨大な穴が空いている様は気分が悪くなります。ま、今朝覗いたらかなりふさがってはきましたが。

やはり親知らずが歯並びを圧迫していたのでしょうか、今朝になると下の歯がごく僅か、微妙にかみ合わせの感覚が変わってきました。

妻からは「男って痛みに対する耐久性ないんだよね~」といつもの余計な一言(苦笑)。労るつもりがないのは知っているので、出来たら黙って欲しかったところです。

1週間ぐらいしたら抜糸せねばならないのですが、同時に欠けてしまった奥歯を何とかしてもらわねばなりません。早く歯医者さんから解放されたい、今日この頃です。

平成二十六年水無月三十日

不動庵 碧洲齋