不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

皐月二十二日稽古所感

昨夜も1人のみ。先週稽古がなかったのと今週は2日連続なのできつめの稽古は避けた。
受身は初めて床に置いたものを拾わせてみたが、なかなかうまく行かず。
武神館では技を受けたときに行うのみならず、相手を避けるとき、地面にあるものを拾うときにも受身をするため殊受身は入念に教えている。
体練に限って言えばKS君の動きはなかなかで、何年も稽古している人よりも安定感がある。体幹の安定感や動かし方がよい人は基本武芸の技もかなり期待ができる。
五行の型は最初の2つのみ。正伝と当道場伝を指南。これも一体どこで懸かり始めているのかが何度見せても見えず苦労した模様。ついでにキックミットを持ち出して打たせてみるが、浸透する打撃についてはこれは一朝一夕には行かない。基本打撃は寸頸、いわゆるゼロインチパンチでもできるよう指導しているが、行動で精緻な体術の動きができないとこれも難しい。
また正拳突きの弱点やほかの拳種についても少し説明。
体術の稽古、まず崩しから。組まれたときには既に相手を崩せるようにする動き。あるいは崩せるように持って行ける動き。まだまだ両腕の筋肉に頼っているのでうまく行えば片手でしかも最低限の筋力でも投げられることができると指南。
十文字の受け応用。これも相手をあまり動かさず、先回りして動くことで相手の慣性を利用することを指南。
翌日も稽古があり、もう一人も参加するため今少し客観性が持てる稽古ができると思う。

令和五年皐月二十二日
武神館 不動庵道場
不動庵 碧洲齋

武神館 不動庵道場
【日時】2022年1月8日土曜日、14:00-16:00
【場所】谷塚上町会館:草加市谷塚上町225-1
【アクセス】東武スカイツリー線 竹ノ塚駅西口
東武バス 竹04/竹05にて約10分、又は竹06にて約15分。
バス停「谷塚上町」降りてすぐ。
駐車場あり。
入門希望者・興味ある方はご連絡ください。