不動庵 碧眼録

日々想うままに徒然と綴っております。

義を見てせざるは勇なきなり

今日はよくブログを更新します。

 

クリスマスイブの24日、息子は都内で学友らと一緒に食事を楽しみ、帰宅したのは22時過ぎでした。帰宅すると私に土産だと言って海外のお菓子が入った袋を手渡しました。

クリスマスプレゼントのつもりかとも思いましたが、息子は駅を降りたら駅の外でこれを売っていた海外留学生がいて、大変生活に困っているので買って頂けないでしょうか、と懇願されて快くひとつ買ったそうです。

私はその菓子の状態を見てその留学生がどんな人かよく分かりました。

まず袋、もっと安いビニール袋でも良かったのにわざわざチャックの付いた片面銀色の袋を使用しています。そして菓子がキレイに並んでいます。また、丁寧に賞味期限を打刻したシールも貼り付けてあります。恐らくこれを梱包して販売していた人は誠実な人に違いない、そう思いました。しかもクリスマスイブの夜にそれを売らねばならないのは本当に不憫です。

息子に尋ねると売っていた人は東南アジア系の身なりがしっかりとした、知的な感じがする若い女性だったそうです。息子はその人柄を見て買ったとのこと。息子の慈悲深さ、義心を実行に移したことに感銘を受けました。

論語・為政編にこんな言葉があります。

義を見てせざるは勇なきなり

これをためらわず行える人間になりたいものだと常日頃から精進しています。

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令和参年臘月二十六日

不動庵 碧洲齋