世の中には相当たくさんの子供たちがいます。
サンタクロースは一人ではありませんが、24日の夜に小さい子供たちにプレゼントを届けるにはギリギリの人数です。
色々と神秘的なスーパーテクノロジー搭載の乗り物でクリスマスイブの天空を駆っているようですが、みんな当日は必死に回らないと仕事をこなせないようです。
しかしながら、テキトーなすぐ壊れるようなプレゼントは、サンタクロースとしてはプライドが許しません。
先日私は今年の息子のプレゼントの希望を「天体望遠鏡」と書き、グリーンランドのサンタクロース協会にメールしました。
が、返事は
「具体的にどこのメーカーが息子さんによいのか、ちゃんと調べて下さい。」
とのことでした。確かに。
早速調べました。
初心者用で、できたら国産、そして余り高くないこと。
目に止まったのがこのメーカー。
http://scopetown.jp/index.html
初心者用、国産、低価格全部ぴったりです。
店舗もあるようですが、神奈川の横浜方面。メチャクチャ遠い!
しかし行ってみる価値ありと判断し、昨日早速行ってみました。
事務所の一角のようでしたが、驚いたのは人の多さ。
クリスマスシーズンが近いと言うこともあるのでしょうけど、かなり活気がありました。
私の調査対象はこれ
http://scopetown.jp/prod_st_rap60_1.html
ネットで見たときはなかなか色がイカすと思いました。
店ではスタッフが親切丁寧に色々と説明してくれました。
スタッフの宇宙にあこがれる姿勢、お客さんたちへの対応を見るに、ん~この店は本物だな、という予感。
実際にスコープテック ラプトル60天体望遠鏡を触ってみて驚いたのが、その軽さとそれに似合わない安定感。普通、安定させるためには結構重くするのですが、この天体望遠鏡は多分色々計算され尽された設計のアルミフレーム三脚によって支えられているのだと思います。また、取り回しの良さも驚き、本当に小さな子供のために考え尽された設計になっています。しかしながらその性能の良さはまさにメイドインジャパンに恥じないものです。色もよくあるような白黒ではないところが気に入りました。何と言うか近未来的というかコスモチックな感じがします。
中国産の天体望遠鏡は当たり外れが多いのだそうです。見えるモノはよく見えますが、外れは全く見えないとか。我が社の製品と同じですな(笑)。
帰り際になかなか素晴らしい出来の天文ガイドブックを頂きました。
書店に置いてあっても買ってしまうような出来映えのものです。
天体望遠鏡はある意味一生モノです。
オモチャ量販店で売っているような製品よりもこのような会社で設計された製品の方がはるかによい出来であることは言うまでもありません。しかも売っているスタッフたちの天文に対する熱意たるや、敬意に値します。
これはもうサンタさんにぜひともこのお店を推薦するしかないですね。
息子はもう、天体望遠鏡で何を見るのか、毎日楽しそうに話しています。
サンタクロース様、ありがとうございます。
SD111124 不動庵 碧洲齋