平成二十七乙未年総括
いつもと変わり映えしないつもりで丹念に日々をこなしてきたつもり。
今年は身体の故障が身に染みた。五体満足に改めて感謝。
いささか武芸に実が入らなかったのは、ま、なかなかに(苦笑)。
「ぶげい」の文字違いは捨て置き、嘆息するも我に関わりなし。
師匠の転住も安泰となるも、寺が遠くなる。修行に時間や距離は関係なし。
ここが精進工夫の見せ処。日常体にこれあるを知るは楽しからずや。
勉学は相変わらず遅々として進まず。我が甚だ非才なるを暫し嘆く。
抑も難解な言語を手掛けている、仕方なし。ただし楽しみを覚える。
冬らしくなく。地球の環境を憂う。
まずは来年も車無しの生活をする。
短歌にて
年の瀬に ようよう到る ことを知る
されど歩みは 次に向ひて
来年の志として
精進大いに尽し貫き徹せば現ざるはなし
今年の1枚
平成二十七年臘月大晦日
不動庵 碧洲齋