不動庵 碧眼録

日々想うままに徒然と綴っております。

エッシャー通りの赤いポスト

昨日、映画「エッシャー通りの赤いポスト」という映画を息子と友人とで鑑賞してきました。監督は園子温さん。主演の1人、黒河内りくちゃんは私の古くからの友人のご息女で、生まれた時から知っています。本当に小さい頃からとても愛くるしい女の子でした。それが今度は映画に出演して銀幕に映っているというのは何か不思議な気がします。息子も彼女と生まれた時からの知り合いですが「りくちゃん、なんか遠い世界に行っちゃった感じがするなぁ」など、冗談か本気か分からないことを言ってました(笑)

ストーリーは1人の若い監督が映画を作るに当たってド素人を募集したところ、色々な人が応募してきて、その中でさまざまなドラマがあるという話です。最終的にはふたりの女性が主演に選ばれるのですが、その1人が黒河内りくちゃんです。銀幕に映る彼女はいつも見ていた本人なのに格別人美しかった(笑) 実はこの作品、2019年終わり頃に出来上がっており、その後幾つかの映画祭で受賞していたのですが、このコロナ禍で一般上映が延期となっていました。そしてようやく2年少々経ってから上映されることになり、文字通り心待ちにしていた、という体でした。

恥ずかしながら園子温監督の名前はあまりよく存じ上げていなかったのですが、業界ではなかなか有名な方だったんですね。私が見たことがある作品ではテレビドラマですが「時効警察」でしょうか、シーズン1,2で2話ずつ監督をされています。私は全話観たので園監督担当の回も見たはずです。

出演者はもちろん幾人かは有名な俳優さんもいますが、ほとんどは新人さんばかりです。しかしながらそのチームワークというか熱量というのがヒシヒシと伝わってきました。特にこの映画の素晴らしいところは主役ではなく、むしろ主役になれなかった人たちにスポットが当てられているところであり、いわゆるエキストラたちの生き様をうまく描いてます。

また、映画を制作するシーンを描いている映画という、なかなかおもしろい趣向の映画です。私の父も東映の教育映画部に所属していて、子供の頃は自宅をロケに使われたので映画の撮影にはとても親しみを感じます。自室を使ったときなどはちゃんと「使用料」などももらいました(笑) 

少々長くなったのでまた。

令和参年臘月二十六日
不動庵 碧洲齋

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上映後、パンフレットに監督と出演者から直接サインを頂きました。

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黒河内りくちゃん