不動庵 碧眼録

日々想うままに徒然と綴っております。

ロシア軍の士気

ロシアに行った時に何度も見た光景について。
ロシアの政治の腐敗とか、色々言われてはいますが普通に生活する分には他の西洋国家とほとんど変わりはありません。あくまでぱっと見ですが。

ただ何点か「ん?」となったものはあります。
ひとつは警察官の勤務態度。
日本の警察官は真面目すぎます(笑) もう少し緩くしてもいいんじゃないかと思うほどです。米国でも豪州でも、はたまた独国でももう少し警察官は緩く仕事をしているように見えます。

さてロシアの警察官です。ロシアでは基本、兵役義務があり1年ちょっとです。Wikiには1年とありますが、兵士の訓練期間を入れると1年ちょっとなのだそうです。で、兵隊になりたくない場合は準ずる国家公務員に1年とか2年、従事することが可能なそうです。警察官や消防官、或いは役所とか。ネットでも有名になっていますがロシア軍はあまり内部の評判がよろしくなく、なるべく軍以外に配属できるようにワイロを渡したりするそうです。ちなみに私のロシアの友人は兵役をしなかったそうです。丁度時期がチェチェン紛争時で、彼のお母さんがあまりにチェチェン紛争の実態がバカげていて、大事な息子をそんなところに行かせられないと罰金を払って免除になったそうです。当時は罰金を払えば比較的誰でも免除できたそうです。いや、私も同じ立場だったら多少高くても罰金を払います。ちなみに現在は罰金を払って免除というのはダメだそうです。

モスクワやその他の街でみたロシアの警察官その1。モスクワのエカテリーナ宮殿を警備していた警察官です。館内には女性警察官がいたのですが・・・メッチャ美人で驚いた(笑)。柳腰に軍用のゴッツイ拳銃を吊っていたのですが、そのアンバランスさがとてもエロく見えたのは私だけではないでしょう(笑) しかもその制服のスカート、絶対に規定よりも短い!明らかに短くしてるでしょ、貴女!っていう感じでした。どうしても写真を撮りたかったのですが、その時は初ロシアだったこともあり諦めました。その女性警察官、憂いげに手すりに寄りかかりながらケータイをいじって友だちとメールのやり取りをしていたのでビックリしました。ちなみにエカテリーナ宮殿の外の庭ではベンチに男女の警察官が座っていて男性の方が女性の肩に手を回しつつ何事か楽しげに話していました・・・制服姿ですよ、しかも観光客がゾロゾロいるところですよ。微笑ましかったの半分と、「ヲイヲイ」という気持ち半分でした。

街中の普通いにいる警察官たちの感想。つい先日まで高校生だったでしょ、ボク?っていうぐらい子供警察官が結構いた。制服があまり合ってないというのか板に付いてないというのか(笑) でも日本だって高卒で警察官になる人もいるわけですから同じ条件だと思うのですが、日本の警察官の皆さんはフレッシュマンでも一応板に付いてますよ。で、そういうボクチャン警察官の皆様、もんのすごくお行儀が悪い。ズボンのポケットに手を突っ込んで歩いたり、帽子をキチンと被ってなかったり、一度ぶったまげたのはパトカーの窓から・・・脚を出していたり・・・。警察官と言うよりはチンピラみたいな感じでした。ま、さすがに特殊任務らしき警察官の皆様や職業警察官らしき皆様は日本と同じぐらいピリッとしてましたが。

モスクワから地方にドライブした折、軍の訓練学校がある町を通ったことがあります。多くの兵士らが道を歩いてましたが、彼らの様子を見るに米軍や自衛隊などと較べるといまいちシャキッとしてない感じがしました。その時はまさかこんな大動員があるとは思いませんでしたから「平和な時代になったなぁ」ぐらいしか感じませんでしたが。

ということでウクライナに行っている徴用兵の皆様の素行ももしかするとこういうレベルかも知れません。しかも兵士は基本若いですからほとんどソ連時代を知らない人ばかりではないでしょうか。
基本的に戦争は兵力が大きい方がほぼ勝ちますが、今回のウクライナ侵攻のように勝敗を逆転させるほど士気が大いに関係するという実例が現代に於いても本当にあるのかと、正直驚いています。

 

令和四年卯月二日

不動庵 碧洲齋

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モスクワ郊外の女帝エカテリーナの宮殿、現在は博物館