私は年に何度か海外には旅行するのだが、国内ではほぼ関東圏以外で旅をすることはなかった。
で、これは今後国内旅行をするに当たっての備忘である。よく国内旅行をする人にとっては当たり前の事かも知れないが、私にとっては今回、刮目した次第である(笑)
今回も前回の滋賀弾丸ツアーと同じく夜行バスを利用した。（往路のみ）それ程不快ではないが、やはり距離的には近畿地方辺りまでが妥当な距離だと感じた。今回は福山市だったが、多分私にはこの辺りが限界で、それ以上になったら体調が崩れそう。とはいえ昨今の長距離バスの設備は良く、比較的快適でもあるので今後も利用したい。何と言っても交通費と時間を稼ぐことができる点では他の交通手段を圧倒する。
今回最大の反省点は「ボディバッグを持っていったこと」(笑) 全く必要なかった上に革製でやや大きめだったので、バックパックに入れた際、かなり無駄なスペースを使ってしまった。海外旅行の感覚で持っていったが、実際４日程度の国内旅行では全く必要なかった。同じ宿に泊まり、そこを拠点に観光をする場合には必要だと思う。今回はそうで無かったという事。
前回から使い始めた防犯コンセプトのDXバックパックは今回の旅行程度でも十分な容量ではあったが、やはり出し入れが不便。特にIT機器を頻繁に出し入れする場合が不便。・・・ってこれは海外旅行の際、そのためにメッシュベストを買ったじゃないかと今し方思い出す始末(笑) DXバックパックは間違いなくセキュリティ面で鉄壁だが出し入れが不便な分はメッシュベストを使えということで。
IT機器は年々増えてきている。スマホ、タブレット、モバイルバッテリー、モバイルルーター、充電器、ケーブル複数。今は利便性を考えてマグネット式にしているが、出先では逆にマグネット式ではない方が良く、かつ高速充電が望ましい（マグネットは低速充電）。マグネットだとすぐ外れてしまうので、少々贅沢だが、普段使いとは別に通常のタイプCのケーブル数本と充電器2個ぐらい、モバイルバッテリーひとつの組み合わせでITのトラベルキットとして持ちたいところ。
IT機器に関して、このような御時世なのでスマホだけというのはかなりリスクがある。スマホをなくしたり壊してしまったら一発でアウト、大ダメージとなるため、必ず複数持参すべき。で、今回はタブレットを持参したのだが、10インチなので普通に大きくて重い(笑) 頂き物なので贅沢は言えないのだが、せめて8インチぐらいが望ましい。ひとところでの滞在が長い場合はノートパソコンもあった方が良かろう。今回タブレットは使ったが今少し小さかったらもっと使っていたと思う。
スマホ用自撮り棒兼スタンド、う～ん、使わなかったな。バッグから出してセットする手間が面倒だった(笑) 複数人で旅をしたら要るかも。そもそも自撮りしないので。あれば便利だがなくても全く困らないアイテム。
ネックストラップ式イヤフォンは今回大活躍した。耳の中に入れるタイプはバスでも飛行機でも床に落としまくったが、今回は全くその可能性はなかった。しかもバッテリー容量も多いので一度でなくなるほど使うこともなかった。これは満足している。耳掛け式よりは荷物になるが、私的にはそれを上回るアドバンテージがある。
今回初めてEXスマートを利用してみた。Suicaのように非接触で新幹線に乗れるというサービス。在来線と同じ感覚で乗れるのでかなり便利。今後新幹線もチケットレスが増えていくと思う。実際観察していたが少なからぬ人がチケットレスで入場していた。
光学アイテム。せっかく単眼鏡を持っていったのにスッカリ忘れていた（まあ困りはしなかったが）、せっかく持っていったのだから使って細部まで見るべきだった。これは惜しかった。また、今回橿原神宮に行ったのは予定外だったが、歴史博物館に行くときもまた単眼鏡があった方が展示品を詳細に見ることができる。しかしこちらは前述のものとは違うものなので用途に応じて単眼鏡を持っていった方がよいだろう。
衣料品については今回、革ジャンにしたが、朝晩はよかったものの、日中は若干暑かった。とはいえどのようなコーディネートが必要だったのかは分かりかねるので個人的には今回のチョイスはよかったと考える。
ホテル、今回広島と大阪でそれぞれどちらもカプセルホテルに泊まった。金額や快適さを天秤にかけると個人的にカプセルホテルは今後も使うだろうが、連泊はやめた方がいいだろうというレベル。あくまで一晩。ただ大阪で泊まったカプセルホテルは高評価のホテルで、大浴場があったりと大変良かった。
昨今はITによって情報が容易にかつ大量に得られるので出立前までに詳細に決める必要もなくなってきた。時間が許す限りよく調べればかなり旅費を抑えることもできることを知った(笑) 今後もよくよく調べてコストカットに精を出したいところ。
令和五年弥生二十一日
不動庵 碧洲齋
