不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

視力矯正途中経過

月曜日から視力矯正方法のひとつであるオルソケラトロジーをはじめました。本日は使用開始3日目です。
月曜日の業後、草加市街地にあるアイケアクリニックに行き、使用方法などの説明を受けました。
う~ん、前回検査をして予約をしたときもまずまずの説明はしてましたが、今回の説明も前回できたんじゃない?
詐欺とは言いませんが、この段階でデメリットを強調するのは人によっては詐欺と思われるかも。
私は事前によく調べていたので知ってましたが。
そんなことを書くと草加アイケアクリニックが詐欺っぽく思われてしまいますのでもちろんそんなことありません(笑)
大変親切な眼科です。

矯正用コンタクトレンズはハードコンタクトレンズです。初めてコンタクトレンズをした20歳の時に1年だったか半年だったか、そのくらい使った記憶があります。ハードレンズってソフトに較べると小さいんですよね。しかも外しにくい。現在では吸盤のような器具で外すのですが、クリニックで念のため装着したり付けたりした折、大変苦労しました。

初日の夜、寝る前に早速着けてみましたが、長年ソフトコンタクトレンズだったので異物感がハンパなかった(笑)目が若干痛いぐらい。とはいえあとはもう寝るだけなのですぐ布団に入って寝ました。目を閉じると異物感はあっても痛くもないので取り敢えず寝られます(私は)。

翌日の朝、外すのに苦労しました。寝起きなのでまぶたが余り開かず、吸盤でもなかなか外れず(笑) ソフトの場合は着けるときも外すときも下を向く必要はないのですが、ハードの場合は下を向かないとやりにくいんですよね。火曜日朝は左目、水曜日朝は右目が若干痛かった(笑)

本日木曜日はやっと両眼を痛めずに外せました。多分慣れなのだと思います。洗浄保存液がソフトに較べてぬめっているのがちょっと困ります。私はワンデータイプだったので保存液を使うのもかなり久し振りです。以前は2週間タイプを使ってました。10年以上前ですけど。

さて、視力ですが、かなり徐々にですが良くはなってきていると思います。すでに火曜日からメガネが若干合わなくなってきました。一昨日と昨日はPC画面を見るのに眼鏡を付けても付けなくても微妙な見え具合で困りましたが、今日は付けていない方がよく見えます(というか疲れません)。比較的近い場所の書かれた文字もぼやけてはいますが見えます。遠距離も今までよりもぼやけ方がかなり減りました。全体的に若干クリアに見えるようになった・・・ような気がします。

老眼について、近視なので近くのものを見る分には全く困らなかったのですが、今までと同じ近さでものを見るとごく僅かぼやけます。ただその差はせいぜい10センチとかそんな感じで。普通に本を読む姿勢だったら以前と変わりありません。本を読むときにストレスにはならないレベルです。眼科では近くのものが見えなくなるとか脅かされましたが、そんなことはありません、少なくとも私は。

矯正プログラムが始まったのは12日からでしたが、私は今月からコンタクトの使用を止めていました。元々それ程酷い視力ではないので、眼鏡を外したりもしてましたが、それだけに矯正前と矯正後の視力の戻り方がよく分かります。年齢的に(私は53歳)若い方が戻りが早いそうですが、私は早いのか遅いのか。来週再検査に行ったら分かると思います。今週1週間はいわゆるお試し期間で来週から本当にはじめるかどうか決めます。月曜日の検査次第ですかね。客観的な検査をしてくれるよう願うばかりです。

オルソケラトロジーについて思ったこと。
-コンタクトレンズをしたことがない人にはちょっと大変かもしれません。
-もちろんですが、視力が余り悪すぎる人には向きません。
-年齢的にも若い方が有利ですが、たぶんこれは肉体年齢でしょう。
-手先が不器用な人には大変かもしれません。小さなレンズを扱うので。
-当たり前ですが、効果が薄い人もいます。(その場合はお試し期間の後に判断できるので費用は余り掛かりません)
-人によっては昼夜で見え方が変わったり、レーシックのように夜の光の乱反射があったりすることもあるそうです。
-要するに視力矯正は運任せ的な部分があると言うことです。

以上ご参考まで。

令和四年臘月十五日
不動庵 碧洲齋

オルソケラトロジーの概念図