出勤時、会社の門のすぐ横にバス停があるのですが、そこでよくおばさんがバスが来るまでの間、カラスと話しているのを見ます。
カラスはフェンスに留まって、おばさんと同じ高さになり、すぐ近くで何かを話しているのです。
多分、毎回同じカラスだと思います。
カラスの顔までよく見えるのですが、なかなか可愛いヤツです。
おばさんは時々何か食べ物をあげたりもしていますが、何もないこともあります。
カラスは食べ物を期待しているのかと思いきや、食べ物がなくてもおばさんが語りかけていることを時々首をかしげながらおとなしく聞いています。
おばさんはどんなことをいつも話しているのかな、なんて思ったりします。
カラスは人間で言うと3歳ぐらいの知能があるらしいですね。
大量にいるところを見ると少々不気味に思えなくもありませんが、それはお互い様。
カラスからしてみたら、人間は悪魔のようなものでしょう(笑)。
ともあれ、こういう和やかな風景を見ると、私も会話に混じりたくなります。
今度機会があったら出社後にちょっと会ってみようかと思います。
平成二十四年弥生十六日 不動庵 碧洲齋