不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

日曜日

昨日は久しぶりに朝夕とダブルで座禅会に行きました。

このところなかなか忙しくて夕刻の座禅会に行くことができませんでしたが、やはりこちらの坐禅会の方は何度行っても興味が尽きません。

朝の方は立派な座禅堂で常連がほとんど、最近やっと最年少でなくなってきました(笑)。臨済宗のHPにも掲載していない坐禅会ですので、来る方は来たことがある方のつてか、近所の人たちがほとんどです。なかなか本格的な坐禅会ですが、親切丁寧には教えてくれないので、あまり初心者向けではありません。私も最初の頃は苦労しました。

提唱は臨済録。初めて行った頃はまだ最初の1/4ぐらいのところでしたが、多分夏頃には全て終わるでしょう。その次は何を提唱するのか、楽しみです。

帰宅後は庭の手入れ。枯れた紫陽花を抜いたり、適当に間引きしたり。生け垣の剪定、バラも手入れ。梅の実も息子と取りました。今年は昨年よりも多く驚いてます。今年は庭のほぼ中央にあった白樺がないので狭い庭でも結構広く感じます。ハンモックなどを広げれば非常に快適かも知れません。桜の木は今のところアメリカシロヒトリはいなさそうですが、殺虫剤をまんべんなく撒いておきました。でも山桜の方には回らなかったので、後日。

道路側も剪定しました。自宅の横はカーブになっているので、剪定しないと更に視界が悪くなります。遠くから見ると山桜も巨大化してきたかな・・・。道路に出た枝を少し切ろう。時折宅配便などのトラックがこするのです。ここまでやるとゴミ袋5-6袋分のゴミが出ます。

で、休む間もなく買い物。市の中心部と、更に遠い生協のスーパー。やや遠いし少し高いのですが、さすがに売っているものは非常に良いので時々行きます。

中心部では役所に用事とその他。母の日と言うことでなかなかよい春夏用の麻の服があったので、OKを出しました。

で、生協。駐車場にペルシャ猫の野良猫がいました。間違いなく捨てられたのでしょう。可哀想に毛がぼろぼろでした。何か食べ物をあげたかったのですが何もなく。私と息子は頭を撫でてやっただけでした。隣の親子は「汚いから触っちゃダメ!」と子供に言っていましたが、私は心の汚れを憂いています。

結構な買い物をした後に帰宅、昼食を軽く食べると疲れたので昼寝。

起きると夕刻坐禅会の出発時間。再度作務衣を着て、晴れているので自転車で最寄り駅まで。

電車の中では座れたのでしばしうとうと。坐禅会の時はずっと座っているので、電車内ではなるべく立つようにしています。

やや早かったので、降りた駅の近くにあるドトールへ。時間調整の為によく利用します。

いつもはカプチーノですが、暑くなってきたので、何か良いものはないかと見渡すと・・・「黒糖ほうじ茶ラテ」なるものが。これのアイスにしてみました。

ほうじ茶の味はあまりしませんでしたが、香ばしい香りと黒糖の味はしました。Sにしましたが、アイスだとSは小さいかも。

寺に着くと久しぶりなので、しばし談話。そして17時半から坐りました。

やはり集中できるという点では夕刻です。

2柱目に姿勢を直されました。少し左に傾いているとか。ぎょっとしました。たぶんこれはメニエールの影響だと思います。これは真剣に治療について考えねばなりませんかね。

その日の提唱は無門関第三七則 庭前柏樹。有名な則ですね。

ま、内容は飛ばします。

帰路、自宅の最寄り駅まで付くと、本屋にて友人が勧めていた「1日1食の勧め 南雲吉則先生」と「テルマエ ロマエ 小説」を買ってみました。テルマエ ロマエは帰宅後、就寝前に読みました。いや、本当に笑えました。映画も見に行きたい。

1日1食の方は昼休みにちょっと読みましたが、これはなかなか良さそうだ。読み終わって納得したら実践してみよう。

坐禅会が二つある時は1日で都合3時間坐る計算になりますが、やはり3時間も坐ると感覚が多少違ってきます。とはいえ日々の修行こそが重要なので、これからもなるべく継続していきたいところです。

平成二十四年皐月十四日

不動庵 碧洲齋