不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

『空腹』が人を健康にさせる

日曜日に書籍を買ったのですが、その一冊が「『空腹』が人を健康にさせる」という本。

肥満気味だった友人が色々試して、結局これに行き着いたらしく、90キロ近くあった体重が、60キロちょっとになったとか。私よりも軽いです。基本的にダイエットとは、自分に適合した体重に戻すことらしいです。また、満腹することで病気や身体の故障を起こしやすいとか。これは私も賛成ですね。

私は平均よりはやや重め?適正体重に照らし合わせると7-2キロオーバー。とはいえ多分普通の人よりも運動はしています。見た目もそんなに太ってはいないのですが、色々な観点からちょっとした肉体改造をしてみようかな、などと思った次第です。

まず武芸の観点から。

まだ課題は未完成の為、詳細は企業秘密(笑)なのですが、簡単に言うと一つは感性を研ぎ澄まさないとどうしても超えがたい課題があること。一つは体術的により精度の高い動きの為に必要なことです。色々な方法論を編み出したりもしましたが、結局は肉体改造そのものをすることによって、それをしないよりはかなり楽に課題をクリアできるという結論に達しました。一番楽して課題をクリアする、その一点を考慮した結果です。

禅の観点から。

師の話しを総合すると、やはりギリギリの生活の時(修行中という意味)の方が冴えると言うこと。当たり前ですが。在家なので、より一層、この辺り可能な限り近づいてみたいところです。その昔はきっと、在家でも出家したらかなり早い段階で悟ったと思います。昔の人の方がそうなりやすい体質だったのだと思います。

それと健康的にやはり我が家系では老衰で死んでいる人が極端に少ない。70.80代に達している人も少ない。本当に健康に気をつけようといつも思っています。この南雲先生の主張しているところはいちいちもっともで、なかなか説得力があります。

ぼちぼちやってみたいと思います。良かったら書店などで読んでみてください。

平成二十四年皐月十五日

不動庵 碧洲齋