不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

後の先のこと

先に銃を抜くのは不利=荒野の決闘、科学実験が証明-英

2月4日6時7分配信 時事通信

 【ロンドン時事】荒野の決闘で、ジョン・ウェインクリント・イーストウッド扮(ふん)する「正義のガンマン」が、先に銃に手を掛けた悪漢を電光石火の早業で撃ち倒すシーンは西部劇でおなじみだが、先に銃を抜こうとするのは不利になることが、英研究チームの行った人間の反応速度に関する実験で分かった。 3日付の英紙タイムズなどが報じた。

 「決闘」のシミュレーション実験を行ったのは、英バーミンガム大学のアンドルー・ウェルチマン博士のチーム。拳銃を相手より先に抜こうとする意識的な行動よりも、相手の行動を見て本能的に反応する方が速いことが判明した。

 実験には54人が参加。拳銃の代わりに押しボタンを使い、相手より速くボタンを押そうとする時間を計測した。自らの意思で最初にボタンを押す場合と、相手の手の動きに反応して押す場合の時間を計ったところ、後者のほうが平均0.02秒速かったという。

 同博士は「意識的に行動する場合と本能的に外部の動きに反応する場合の二つの速度を計測したのは初めて」としている。 

先月頭の記事を保存しておいたままでした。

そういうことのようです。

意識的に攻撃をかけるよりも、そのカウンター攻撃をする人の方が速いと言うことでしょうか。

何とも面白い結果ですね。これで色々なことが分かります。

武芸への応用でも色々検証できそうです。

とはいえ、たかだか0.02秒ですから、熟練者が先に攻撃を仕掛けたら簡単に埋められてしまう程度の時間差ではないかと思います。

100301 碧洲齋