不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

家庭訪問があった

昨日は息子の担任の家庭訪問がありました。

いつもは妻が対応してましたが、今回は小学校最終学年と言うこともあり私が対応することにしました。また、息子が小学校6年間のうちで一番高評価の先生だったこともあります。

いつも通り玄関で対応しようと思い昨日からきれいに掃除をしたのですが、昨日は昼から帰宅した後、天気がよくなってきたので急遽和室の縁側にしようと決めました。

せっかく和室なので私も作務衣に着替えました(笑)。

来訪して庭先に案内すると喜んでいましたからこれは成功です。

家の中では外が明るいとどうやっても薄暗いですし、妻が芳香剤嫌いなので実は玄関はあまりよい”香り”がしない(苦笑)。言いにくいことですが靴の匂いの方が優勢ではあります。

先生は30代前半の男性で感じの良い方、結婚はしているようですがまだ子供はいないようでした。

息子は学校ではかなり協調性があるらしく、クラスの誰とでも仲が良いと言うことで私とは正反対のようです。しかもクラスの問題児と目される生徒とすら仲が良いらしく、その辺り先生も感心していました。問題児は息子とだけ仲が良いようです。ま、傍から見ていると仲が良いのか悪いのか分かりかねるようですが。

先生にリクエストしたことは何はともあれ自分でものを考えることができる教育をすること。善悪の判断が狭隘な二元式スイッチ思考に陥らないこと、学ぶことが楽しいと気付かせることなどです。うちでは私も妻もそこそこ勉強をしますから、息子も自主的に勉強はしますから。他には生きることの重要さ。死ななければならないときの時機を知ること(笑)。生きるだけ、平和なだけの教育は片手落ちというものです。ご理解いただけたようです。

本当を言うと日教組に入っているのかどうか問い質したかったのですが、まあ息子が気に入っているのであればどちらでも良いとしましょう。

後で息子に問題児との交流について尋ねてみました。基本その友人はあまり好きではないようですが、彼には他に仲の良い友達がおらず、たまたま「宇宙戦艦ヤマト」で話が合うそうなので、時々話しをするようです。誰とでも親和性があることは海外に出たときにはとても大きな武器になることでしょう。ほとほと息子のコミュニケーション能力の高さには感心します。基本私は嫌いな奴とは極力距離を置きます。

この1年間は小学校最後の締めくくりとして、息子ともども精進したいと思います。

平成二十七年皐月八日

不動庵 碧洲齋