7月末に友人に連れて行ってもらったクワガタ捕りで捕獲した、クワガタの1匹が未だに生存しています。
20-30匹ほどいたミヤマクワガタやノコギリクワガタでしたが、やはり季節と共にどんどん死んでいきました。
しかし驚くべき事に1匹だけ、未だに普通に生きているノコギリクワガタがいます。
11月にクワガタというのも少々驚きなので、その虫博士の友人に尋ねたところ・・・
今の時点でノコギリクワガタが生きていること自体が驚きと言うことでした。
ちゃんとエサをやること以外にはあまりすることがないとか。
ノコギリクワガタは越冬するようにはなっていないようなので、多分冬になったら死んでしまうのでしょうが、何か非常に尊い命に感じられました。
面倒は息子と交替でやるのですが、昨日はさすがに二人でクワガタを取りだしてじっくりと眺めました。
重みがあります。
息子には命の重さが感じられたでしょうか。
命は等しく重いことが分かる人間に育てていきたいと思います。
平成二十五年霜月二日
不動庵 碧洲齋