不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

密度が高かった日曜日

土曜日の夕刻にロシアの友人をうちに招き宿泊。

そして昨日、彼と息子と3人で長徳寺の早暁座禅会に参加致しました。

先週に比べて坐りやすかったのが幸いでした。

その後、禅友たちとマックで食事をしながら色々語り、一旦帰宅。

数時間後にまた今後は2人で出立しました。

あいにくの曇り空でしたが、行った先は東京スカイツリー。曇ってはいても取りあえず遠くまで見渡せそうだったのと、待ち時間が50分だったので当日券で昇りました。

下の展望台までが2000円で上が1000円なり。ちょっと高すぎはしませんかね。

東京スカイツリーは前回も昇りましたが一番上まで行ったのは初めてです。

曇っていても遠くまで見渡せましたが、ロシア人の武友はその日本のテクノロジーのすごさに大変感銘を受けていました。

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初めて一番高い展望台に行きました。

その後浅草まで行き、軽く食事をしてから友人の作務衣を購入。なかなかいい品を買ったように思います。そこは以前、私も作務衣を買ったところなのですが、まだ敦煌紬の作務衣はありますかと聞いたところ、少ないながらありました。ただし全く同じのがなかったのが痛かった。あの芥子色の作務衣がどうしても欲しいのですが、敦煌紬自体が少ない。

まあこれは近日中に考えておきましょう。それにしてもものがいいと高い。貧乏人にはとても買えない(苦笑)。とはいえ安いと長持ちしない。

それから浅草通りを歩き、仏具店に立ち寄って友人が希望していた坐蒲と沈香を購入。

そう言えばタレント山口もえさんの実家もこの通りにある仏具店「翠雲堂」だったなと気付く。

今時の仏具店ってなんかモダンだよな。店員がiPad使って商品の説明をしていた(笑)。仏像は高かったけど、これらは日本製が多いのだろうか。日本製の仏像って割合的にはそんなにないとは聞いています。

更にその通りにある浄土宗永昌寺に行きました。何を隠そうこここそが柔道発祥の地です。日本語と英語の解説ボードが設置されていますので、武芸に興味のある方はぜひ一度、訪れてみてください。

それから上野駅に到着して、アメ横をぶらぶらと。久しぶりな気がしますが、やっぱり私にとっての東京というのは上野界隈です。友人はなかなかいいデザインの不動明王のTシャツを買いました。私も欲しかったがお金がなかった。(泣)革製品でもいいのがあったんですけどねぇ。買うときは「欲しいから」「必要だから」で考えるべきだとは言いますが、まれに「欲しいから」がなかったら文明的な生活が出来ないと思うんです(T-T)

ヤマシロヤにも行きました。ヤマトグッズがたくさん!昨日はマジでビンボーを呪いましたよ(爆)。地球防衛軍第一艦隊セットで欲しい~。Tシャツとかも欲しい!今度息子も連れて行きます。

その後駒込に行き、カフェで1時間ほどヒマを潰し、当日2回目の座禅会!久しぶりのR寺です。トータルで坐った時間は3時間。私には心地よい長さですが、友人には少々きつかったようです。第2日曜日は平均して3-4時間程度坐ります。(朝夕が1.5時間と自宅で1時間とか)その後の提唱は偶然にも無門関第9則、先日長徳寺でやったものです。さすが師匠、深い、深すぎる。私もかなり拈底していたつもりですが、視点というか視野が違う。いちいちモノを言う度に唸ってしまいました。運がいいことに次週も座禅会がありますので、行くつもりです。

座禅会が終わってから有志だけ残り、雑談。師匠が初めての試みとして般若湯を2合ほど持って来ました。この座禅会は少しの古参と多くの新参者という公正なので、なかなか茶礼で質問が出てきません。なので、もう少しざっくばらんになるようにと、参加者の一人が般若湯を少し用意して・・・と提案したようです。個人的には十分打ち解けていると思うんですが・・・新しい人にはそうではないんですね。

私はお酒は飲みませんでしたが(飲めない)、杯は素人が観てもなかなかの名器っぽかった。聞いたところ、これらは幾つかの大本山の先代管長様が愛用していた杯だとか。さすがすごいものを持っている。

色々話を聞いたので、然るべきところにアップしようと思います。が何のつもりか臨済宗のぎょっとするようなダークヒストリーも明かしてくれました。これはちょっと公開できません(笑)。

外は大雨でした。やっとこさ自宅にたどり着きましたが、頭も身体もくたくたすぎて気持ち悪く、風呂に入ってなしを1個食べただけで速攻寝ました。

昨日はmixiやFBに投稿する暇がなかったほど非常に充実した1日でした。

平成二十五年長月九日

不動庵 碧洲齋