不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

息子のいない日常

土曜日から息子はキャンプに参加して家にいません。

今まで息子だけいなかったことがなかったので、妙に寂しく(笑)。

多くの家庭もそうだと思いますが、やはり我が家も子供中心です。

妻とは基本、あまり会話することもないので、基本的に静かです。

食事を終えるとお互いさっさと自室に籠り、自分たちだけの時間を過ごします。

子育てというのは何にせよとても有意義な事ではありますが、私のように何かしらライフワークを持つ人間には息子がいない時間というのもまた、とても希少な時間です。

まず日曜日は午前中買い物に行き、午後からは邪魔もなくずっと、夕飯の時間までパソコンとにらめっこをして、FB上に二つほど、長めの英文コメントを書き込み、海外からの友人から来たメールも長めに書いて返信しました。夕刻、ちょっとだけテレビを見た後、坐禅。夕食後更にもう1柱。誰にも邪魔されないというのはこんなにも素晴らしいものかと感動してしまいました。

自分だけの時間というのは独身時代には当たり前でしたが、息子にかかり切りになると本当に有難く感じます。毎朝5時少し前ぐらいには起きているのですが、息子も相当早起きで、6時前に起きてくるため、やはり一人だけの静かな時間というのは得難く、夜も10時か11時には寝るのですが、結局戸締まりやソファでうたた寝している息子を起こしたりと、結局静かになれません。

一人だけの時間があれば坐禅や独り稽古、語学の勉強をもっともっとしたいところですが、なかなかそういう時間もなく。私は信念と努力も欠如しているとは思ってますが(笑)、どうしても息子の面倒を見ると何かを削らねばなりません。もっともそういう面倒も小学生ぐらいまでなのでしょう。中学生になったらそういうこともなくなるんでしょうね。残りは今日明日だけですが、有意義に過ごしたいところです。

平成二十五年文月二十二日

不動庵 碧洲齋