不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

初めて英会話学校見学

かれこれ28年ぐらい、英語を使った生活をしていますが、実は国内で英会話学校なるものを実際に見学したことがありません。私の場合は必要に迫られて学んだことが多かったように思います。今になって、英語が多少なりとも話せるようになったことは、少なからぬ財産のようにも思います。

息子が急に英語を学びたくなったと言い始めたのは今月初め。3-4歳の頃、妻が日本語学校に赴任するために、息子は約1年ほどサイパン島に行きましたが、その時はなかなかバリバリの英語を話していました。

帰国後も、概ね週に一度は私の稽古に付いてきて、外国人とは接していましたが、ここ最近は友人たちと遊ぶのが楽しいようです。

そして宇宙飛行士として決して外せない技術でもあり、そのことをよく理解していることもあり、英語と言い始めたのだと思います。

色々調べてECCジュニア。英会話と言うよりも聞く、話す、読む、書く、全部を伸ばしたいのであればこの辺りかと。フランチャイズなので近所の幾つかの教室を調べて早速見学。今回は息子の友人も始めるということなので、子供2人と両方の両親という団体様(苦笑)。先生も何事かと驚いていました。イヤ、確かにそう思う。

候補に挙がった教室は住宅街の中で分かりやすいというものではありませんでしたが、改築されたばかりの新しい家で、中は多分教室のことも考慮された設計になっていて、設備等はひじょうにすばらしいものでした。先生は女性で教え始めてかれこれ25.6年だとか。ベテランです。実際、体験レッスンを始めると、日本語教育でも行われるような基本的な手法を使っていました。

本人は元々英語は嫌いではなかったので喜んでいましたが、これから続いていって欲しいと思います。私は息子が一層、宇宙飛行士としての階段を上っているようで、嬉しく思います。

・・・ということで、親として色々バックアップしようと思い立ちました。

慣れてきたらまず毎月1回程度、外国人の同門を自宅に呼んでパーティーとかを開く。息子の友人家族にも手伝ってもらえば楽です。ウチに来れば茶道も見られるし、女性なら着物、男性なら(女性でも)甲冑が着られる。何よりも一般家庭の雰囲気が分かるというもの。海外から来る同門の大半はホテルと道場、一般的な観光地しか行きません。だから一般家庭の雰囲気を見せることはとても大切ではないかと思うのです。

そして6年生の夏休みとかに単独で豪州に行かせ、そこのホストファミリー宅にステイさせられたらと思います。

ま、豪州以外にも海外には友人はいますから、あっちこっちに行かせられたらと思います。

息子は多分、私が英語を始めた16歳ぐらいになるころには、普通に話せるようになるんでしょうね。うらやましいです。

平成二十五年皐月二十九日

不動庵 碧洲齋