昨日、帰宅してからパソコンの電源を入れるとビープ音と共にBIOSも立ち上がらず。
まあ、毎回エラーが出ていたので、別段落ち込むこともなくすっぱり諦め、食事の準備をしてから読書をしていました。
出かけていた妻と息子が帰宅し、食事を始めると息子がやおら尋ねました。
「パパ、パソコンが動かなくなって悲しい？」
「ううん、いつもお前に言っているように、形あるものはいつか必ず壊れるし、このパソコンはパソコンにしては十分に長く動いたと思うよ。」
意外に冷静だったので気になって尋ねたのかもしれませんが、息子は満足そうでした。
「お釈迦様は昔、永久になくならないものが何なのか、永久に変らないことは何なのかを知ろうとして、12月1日から8日の朝までずっと坐禅をして、8日の朝、明けの明星を見て『あ、ヒラメイた！』って思ったんだよ。」
息子はこの話し方がおもしろかったらしく、ケタケタ笑いました。
「で、お釈迦様はなんて言ったの？」
「ああ、それは般若心経の最後の言葉だ。知っているだろう？『羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶』」
「それってどんな意味？」
「ピラメキーノの歌みたいなものかな」
「本当かよ～」
「いやいや本当だって。」
（ちなみにピラメキーノの歌詞は以下の通り）
こまったな こまったな
ホントに こまったな ねー
ピラメキたい ピラメキたい
かいけつほうほう ピラメキたい
ピラメキたい ピラメキたい
ピラピラピラピラ ピラメキたい
ピラメいた！ ピラメいた！
ピラメいた！
ピラメいた ピラメいた
かいけつほうほう ピラメいた
ピラメいた ピラメいた
これで人生 ピラメいた
ピラッピラ ピラッピラ
ピラメ ピラメキ ピラメいた！
あかるい あしたに
ピ･ラ･メ･い･た！
「まあ本当のところは言葉じゃ分からないから坐禅するんだろうね。」
息子はおもしろおかしく理解してくれたようです。
*実際にお釈迦様が悟った時の言葉は違うのですが、息子に分かりやすく教えるためにこのように致しました。
専門家の方はどうかご了承下さい。
SD111227 不動庵 碧洲齋
