不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

原爆の日に寄せて

今日は人類で初めて、核兵器が用いられてしまったという日です。

現在の所、それはまだ2回しか使われていません。

そしてそのどちらも、日本で使われました。

世界で唯一の有色人種の先進国だったからだと思います。

少なくとも人は何でも分けて区別して上下を付けたがります。

世界はエゴを中心に動いていました。

戦争が終わって65年経ちました。

たぶん先進国の中では一番平和な国だと思います。

少なくとも国内で65歳以下の人は「戦死者」というものを見たことがないのですから。

真の平和にはまだ遠いとは思いますが、戦死者が全く出ないということは、

日本人が努力してきた結果だと言えます。

世界はまだ、エゴで動いていますが、世界で協力しないと解決できないことも山積している事実を理解したと言うことは大きな進歩です。

戦争は少なくとも2カ国はないとできませんが、平和は世界のどこにも戦争がない状態です。

私的には戦争の準備もしない状態を言いたいところですが、そこまで言うのは酷でしょう。

きれい事を言うつもりは全くありません。

どこかの国が日本を害してきたら、一兵卒として戦うぐらいのことはしようと思っています。

死ぬまで日本の平和を願って南海に散った、祖父もそのようにしていました。

割と日本の使命なのではないかと思います。

「和」は日本の略称でもあります。平和、調和の意味も持ちます。運命的なものとも思います。

オメデタイぐらいに脳天気な民族と思わなくもありませんが、

やはり世界的にはありがたくも優れた民族と見てくれています。

今ひとつ、もう少し真剣に平和を推進し、戦争をなくすための算段を日本人として進めていきたいところです。

SD100806 碧洲齋