先日、我が社に研修に来ている中国人研修生を神社のお祭りに連れて行きました。
弱冠23歳、すれていない感じのかわいらしいお嬢さんです。
車内でふと質問してみました。
「中国では何割ぐらいの人がパソコンを持っていますか?」
即答「9割ぐらいは持っています。」
「へぇ~、結構たくさんの人が持っているんだね。」
・・・って、おい、日本でも九割じゃないと思うぞ。
1.中国内陸部にいる、食うや食わずで働いている貧しい人たちのことを知らない。
2.もしくは上記の人たちを完全無視。
3.彼女にとって国の概念は彼女が住んでいる上海とその周辺だけ。
4.中国人のメンツでそう答えた。
5.本当に知らないから適当に答えた。
彼女の真意がどれにあったのか、ちょっと(いや、かなり)気にはなりました。
彼女の名誉のために言っておきますが、言動や素行を見る限り若い割には気遣いやものの考え方が日本人に近いなと思うことが多々あります。決して他人を不快にさせるような所はありません。
(とてもかわいらしいお嬢さんなので、もの凄く贔屓目に観ているんじゃないだろうか、あ、それはありますよもちろん)
ま、日本人にも中国人顔負けのエゴイズムもいますから、あまり「○国人はすぐ怒る」、「○国人はエゴイズム」などと決めつけて接してはいけないのでしょうね。確かに私の交友関係で知られている国民性と本人の性格がかなり違う場合もよくあります。
ふと思った次第です。
SD100706 碧洲齋