一昨日、昨日と非常に暑かったですね。
昨夜の稽古では非常に汗をかきました。
体質的にそんなに汗をかく方ではないのですが、定期的に汗はかいた方が健康にはいいのです。
当流は稽古時の服装規定は非常にゆるく、TシャツでもOKです。
伝統流派からすれば論外でしょうし、実戦系?からすればいいのかもしれませんが、私自身は基本的には胴衣を着て稽古をします。真夏でどうにも暑いときなどはTシャツになることもありますが、年に2.3回程度でしょうか。理由は汗をかくときはかく、見栄えが悪いのは好きではない、というだけです。あとは古参として、ある程度は範を垂れる必要があると考えます。そんなのは自分で考えてくれと言いたいですが。
私は他の人があまり胴衣を着ていないのを見てもそれはそれでいいと思っています。特にこの現代に於いてはそれを着なければならない合理性は昔よりもはるかに低いと考えます。昔、数回、スーツなどを着て稽古をしたことがあります。そんな取組もいいのではないでしょうか。胴着でないといけないというなら、自宅から草鞋を履いて徒歩で稽古場まで行ったらいいでしょう。稽古は夜でしょうからロウソクの火などを使ってみるのもまた一興かと。・・・と、言ったらきりがないので、各個人で現代文明の利器とうまく折り合いを付けてくださいといつも言っていますが、許されない場合もあります。
だらしない格好。これはいけません。特に高段者、Tシャツだろうが胴着だろうがだらしない格好は頂けません。格好だけではなく身だしなみもですね。特に外国人が多い当流ではグローバルスタンダードというものがない上に、師範もあまりうるさく言いません。本当は言って欲しいところです。再度言いますが、だらしない格好は少なくとも戦闘状態ではないですし、武芸者として礼に失すると思いますし、とにかくカッコ悪いのはだめです。
身だしなみですが、特に外国人の皆さん、仙人のような長い髪、あなたは思いきり武芸者を勘違いしてます。マンガの見過ぎです。見ていてキモいです。体臭、キツい人が多いのはよく分かっています。体臭が強い人は風呂に入ったり(滞在中は風呂にも入れるはずです)オーデコロンのようなものを使うとか、気を配ってください。シャワーはこまめに入りましょう。TシャツOKですが、あまりバカっぽいのもやめてください。(例え宗家がヘンなのを着ていたとしても!)帯にお守りは付けないでね。それも思い切りズレまくった習慣です。へそ出しTシャツ、袖無しTシャツもだめです。普通の、できたら黒いTシャツで稽古してください。タオルを首に巻くのはできたら止めましょう。カッコ悪いです。どうしても汗かきで体臭が強い人は仕方ないかも知れません。タオルが手放せないのなら、帯などに付けましょう。これなら多少見苦しくありません。
書いたらきりがありませんのでこの辺で。他流の皆様、内容に驚愕するような事もあるかと思いますが、サラッと流して頂けると幸いです。
あ、コイツは英訳も必要かな。面倒だ・・・。
P.S.同門の方、身だしなみについて他に何か付け加えるべきものがあったらお知らせ下さい。とりあえず身だしなみ関連だけでお願いします。
SD100618 碧洲齋