不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

宇宙兄弟

毎週日曜日の朝7時からは息子と「宇宙兄弟」を観ています。

子供が生まれてきた頃からですが、基本的にトゲトゲの未来宇宙戦闘機とか、全身武器だらけの超光速宇宙戦艦よりも、あとちょっとで手が届く未来の宇宙の話しが好きになりました。

手が届きそうな過去とか未来っておもしろいですよ。

妻の祖父母は大正時代の生まれ。つまり祖父母が生まれた時に60歳ぐらいの老人だった人は何を隠そう江戸時代の生まれです。大正デモクラシー華やかなる頃、もしかしたら言ったかも知れない「昔はよかった(かな?)」と言っていた老人達は大名とか侍とか将軍様がいた時代です。

そう考えるとその反対、私からもう2.3世代後というのも以外に近いのかも知れません。特に今は環境がよくなってきたので、ちょっと健康に気をつければ100歳近くまで生きられます。気軽に宇宙に行けるのもそう遠い話しではありません。

できたら火星探検成功までは生きていたいですね。

もうこれもできないことではなく、いつ行うのか、というレベルですね。

ただし世界がある程度平和だったらという前提があります。

全世界で毎年、だいたい400兆円程度が軍事予算で使われていますが、一方でISSの建設予算は12-3兆円です。どれほど軍事予算に使われているか分かろうというものです。戦争は確実に人を殺す行為です。個人的には理不尽に攻め入ってきたら反撃して人が死ぬのはやむを得ないと思いますが、攻め入ったり、理不尽な侵攻をしたり、意味の薄い攻撃を控えれば、年間100兆円ぐらいは宇宙開発に使えないものでしょうか。宇宙開発でも人は死ぬかも知れませんが、少なくとも建設的です。

息子は宇宙に興味を持っていますから、私は息子にもっともっと宇宙に興味を持ってもらいたいと思います。

平成二十四年水無月二十五日

不動庵 碧洲齋