不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

Quatelingal (スペル合っているのかな?)

Quatelingal(4言語)などと書くと、大層な感じがしますが、何のことはありません、今年から中国語とロシア語を少しずつ学ぼうと思い立っただけです。母国語の日本語は別として、武芸を始めるにあたって、イヤイヤ覚えた英語がいつも間にやら仕事で辛うじて使えるほどになりましたが、正直に言って「私は英語を一生懸命勉強をしましたっ!」と言えるような勉強をした覚えがありません。本当に自分が追い込まれて、やむなく(時々泣き泣き)と言う感じでした。したがって時々都内などで見かける英語のうまい人と比べると、自分の発音も文法も赤面の至りですし、話す内容も同じ武芸仲間や甲冑仲間の方々の知識に比べると全くアマチュアです。それでもどちらも兼ね備えている人が少ないからと奮起していますが、このセミプロ、セミアマ級のレベルを何とかしたいといつも思い悩んでいます。 ロシア語ですが知っている人が少ないと言うことと、日本語、英語とは違う文字なので、ゼロから始められるかなと思った次第。文法なども英語とは違うようです。現在は文字の読み方、数字、ちょっとした挨拶程度は出来る程度です。ロシアに仲の良い武友がいるので、これが会話レベルでも使えるようになったら、英語が話せるよりもはるかに達成感がありそうです。前にも書きましたがロシア人はニュースで見るよりもずっと日本人に親近感があります。どこぞの国々と違って昔のことを掘り起こすような人たちは少ないようです。それになんと言ってもシャラポワが普通に見えるほど、ロシアにはモノスゴイ美人が多いのですから、普通に、ではなく、かっこよく話せるようになりたいものですな(爆)。 中国語。実は高校生のとき、一番最初に学ぼうと思った言葉でしたが、結局今になってしまいました。蔵書の中国哲学書は数知れず、孫子だけでも20冊近く持っていました。これが中国語で読めたらなぁ・・・などと思ったものでした。私が勤めている会社には中国にも工場があり、毎日やり取りしています。あちらには日本人社員が何人もいますし、日本語が出来る中国人社員が何人かいるのでそんなにコミュニケーションには困りませんが、やはり(倒産しない限り!倒産しない限り!倒産しない限り!)お世話になる会社ですし、海外部に籍を置く身とあってはやらぬわけには参りますまい。昨年の中国出張でも英語がぜんぜん通じないという環境に久しぶりに身を置いたので、やってみたくなった次第。正直に言って現在の中国の体制は好きではありませんし、現代中国人の嗜好性にも引いてしまうこと多々ありますが、古代中国の奥深さ、出張時に会った幾人かの良識ある中国人たちとコミュニケーションを取るのも悪くないと思った次第です。 25年程前に本格的に英語を学び始めたときに比べると、全く隔世の感ありです。(現在語学、特に英語を学んでいる若者たちへ、あなたたちはものすごく恵まれすぎている!!!)電子辞書を持てばリュックサックいっぱい分の辞書を持てるし、インターネットでは翻訳を始め、発音、文法、単語などなど、およそ出来ないことがないぐらい何でも出来ます。図書館にも語学教材が充実しています。デジタルプレーヤーはなくしてしまうほど小さいのに、タイトルを表示しつつ、何時間も聞ける位の容量を誇ります。これだけ揃っているとサルでも語学が出来そうな感じになります。(あくまでも感想として・笑) 人生は勉強の連続だ!なんてえらそうな事は言いません。仕方ないんです、という事情が大きくあります。多分それが私の運命(さだめ)なんでしょうか。正直に言って語学そのものが楽しく思うことはそんなに多くはありません。全然ない、というレベルではないと言う程度。そこでこの電子兵器が発達した現代において、今回これから始める中国語、ロシア語を学習する有効な武器となりそうなのが・・・ ・電子辞書:今使用している電子辞書に中国語の辞書コンテンツを追加できるので、とりあえずはそこから。そのほうが安いし、そもそも本格的に使えるようになる頃には新しい電子辞書が必要となるでしょう。問題はロシア語、今の辞書は3年前では最上グレードモデルでしたが、それでもロシア語辞書のコンテンツが追加できません。まあ、しばらくは我慢しましょう。こちらは紙の辞書でもよさそうな気もします。 ・デジタルプレーヤー:クレジットカードのポイントが大量にあったので、それでiPod nanoを入手しました。お金をかけないという意味では今回この手法は非常に有効でした。普通に買ったら15000円前後もするんですね。それにしても小さい。なくしそうです。もしくは服のポケットに入っていたら間違って踏みつけてしまいそうです。しかもこんなキカイに16GBか・・・。私は基本的にイヤホンで音楽を聞きません。 ここだけまじめに言いますが、武芸者たるものはコンビニ臨戦体勢であるべし、と考えているからです。24時間365日、いつでもどこでも、です。スポーツ格闘技のように決まった日にち、決まった場所、決まった相手と決められたルールの中で戦えばよいと言うのとはわけが違います。 話がそれました。簡単に言うと、今の通勤は自動車ですし、非常に短い距離なので、要はそういう類のものは必要ないということでした。今回は語学を始めるにあたって、非常に有効と考えた次第です。我が親愛なる奥様、どうかダンナのキャリアアップのため、ご理解ください!(とりあえずお金は使わなかったので!とりあえずお金は使わなかったので!とりあえずお金は使わなかったので!)図書館:ロシア語はともかく中国語は充実してきていますな。視聴覚教材も豊富になりつつある。しかしもそっとロシア語が増えると良いのだが・・・。そうだ、日露協会みたいのはないのだろうか。 ・インターネット:いやいや、コイツが一番役立でしょう。音源や翻訳など充実です。また、同じ志を持つ人も探し易くなっています。ホントにこれは今でもその便利さに驚かされる。 ・友人:中国語に関しては日本人の友人にも会社にも中国語を話す人はいるので、とても助かります。また、ロシア語もかの国には友人がいるので助かります。 と、これだけ武装すれば中年でもかなり上達を望めるに違いない・・・と淡い期待を抱きつつ・・・。 SD110115 碧洲斎