夢も守る米空軍
北アメリカ航空宇宙防衛司令部という物騒な組織があります。略してNORAD。アメリカ合衆国とカナダが共同で運営する統合防衛組織で、北アメリカの航空や宇宙に関して観測または危険の早期発見を目的として設置された組織です。24時間体制で人工衛星の状況や地球上の核ミサイルや戦略爆撃機などの動向を監視しています。
で、実はこの組織、とんでもないものも監視しています。
それは・・・
サンタクロース
いやいや本当です。毎年12月1日からサンタさんが今どこにいて活動をしているのか、詳細なレポートをしてくれるのです。しかもそれは1955年からずっと続いています。現在ではインターネットを通じて主要各国の言語で様々な楽しいサイトを用意しています。
http://www.noradsanta.org/ja/index.html
何でそんなことになったかというエピソードはこちらをご覧下さい。
http://www.noradsanta.org/ja/whytrack.html
これを始めた当時の司令官ハリー シャウプ大佐もそうですが、アメリカ軍の皆様は本当時ジョークを理解し、子供たちの夢をも守れる立派な人たちです。
私もこれがあるから息子から「サンタさんはいるの?」という質問に「間違いなく実在する。」と力強くキッパリと返せるのです。いや、本当にいるのです。
武器を持つものは常に慎み深く、思慮深く、勇敢でなくてはなりませんが、このように子供たちの夢を理解し、守れることも重要ではないかと、毎年この時期になると思うのです。
サンタさんの存在に対して子供たちに自信を持って答えられないお父さんお母さん達、ぜひこのサイトを武器に「サンタさんは本当にいる」と言ってあげてください。
最初にサンタの監視を始めた、おちゃめな米国空軍司令官ハリー シャウプ大佐
SD101202 碧洲齋