私は新しいキカイの類を買うと、一通りマニュアルを読む方です（ま、パソコンの場合は読みませんけど）。しかし、突如として先にキカイを使い始める場合もあります。ランダムです。先天的な資質としては前者、後天的な努力で後者だと思います。昔は神経質で繊細な方だったのですが、武芸をするようになってからは精神的な意味でアバウト、ザックバラン、適当さが伸びてきました。いいのか悪いのか。
先日いつものように息子を連れて稽古に行くと、カナダ人の門下生が4歳のご子息を連れて来ていました。あちらは日本語は全く分かりません。息子はもっと幼少の頃に英語環境下に1年いましたし、現に今でも週に1度は私と共に英語を話せる場所に来ます。そんなこともあるので家では遊べる英語教材などをやらせていますが、今回ガチンコで英語対応せねばならないシチュエーションに遭遇してからは多少問題意識を持ったような気がします。
使う機会があればこその英語だと思います。使うかも知れない語学というのはちょっと伸ばすのは難しい場合が多いと思います。私にしてもどうしても武芸をしたくば英語もという泣けるジレンマを乗り越えて今のようになりました。（ちなみに今でも便利だとは思っても、そんなにありがたいとは思ってません）だいたい息子ぐらいの歳から実践の場付きで英語を学んだら、私が英語を始めた年齢ではかなり流暢に話せるようになると思います。
ただ私は息子を決して「英語を話す」男にしたくはありません。「英語で話す男」にしたいところですね。そのための下地作りはまずまずだと思ってはいますが・・・。
SD10118 碧洲齋
