旧ソビエト時代からのロシアの航空会社はアエロフロートです。今は国営ではありませんが、ロシアを代表する航空会社です。むろん、初めて使いました。徒然思った事。
・スッチーさん:やや朱色に近い、真っ赤な制服。ん~、ふた昔前のウルトラマンシリーズに出てくる戦隊の制服みたいで安っぽい。失礼ながらお世辞にもセンスがいいとは言えない。「昔は美人だった」人が多いですな。できたら「今、美人」を機内でも見てみたかった。
・パイロット:往路、ほとんど聞き取れない日本語を話すぐらいなら、ハッキリとした英語を話して欲しい。しかしながら腕はなかなか良かったように思います。離着陸が非常にスムーズだった。多分軍人上がりなのでしょう。アエロフロートのパイロットは軍人上がりが多いらしいです。
・飛行機:エアバスA330でしたが、床が結構汚れていました。映画もあまりおもしろそうなのがなかった気がします。哀しかったのがトイレ。一つ中の鏡が割れていて、ガムテープで補強していました。・・・こういうのはあり?
・食べ物:前のブログにも書きましたが、ジュース、飲み物がとにかく冷えていない。生暖かいオレンジジュースを飲んだときはさすがに戦意喪失しました。
・で、機内はかなり寒かった。ちなみに私は今まで毛布はほとんど使った記憶がありませんでしたが、今回初めて往復共に使いました。
・食事:伊達正宗公の遺訓が耳に響くほど、不味かったです。昔利用した事があるガルーダ航空やキャセイ並です。頑張って欲しいところですね。シンガポール航空や大韓航空はその点、非常にうまかったです。
しかしながらエアバスはジャンボジェットよりも小型なので、乗っている人も少なく、従って息苦しさはありません。それはそれでいいのだと思います。
往路は満員でしたが、復路は空きが結構あり、私はトイレのすぐ後ろの通路側、しかも隣が空いていたので、空間的にはビジネスクラスで快適でした。
いつも思うこと。日本人は枕や毛布を使うと、出ていくときはちゃんと畳んできれいにしていく人が断然多い。その点、欧米人はそこまでする人は少ない。同じアジア人でも中国人はゴミと一緒にもっと散らかす。国民性ですかね。
写真はアエロフロート航空往路の食事2回。見た目もそうですが、あまりおいしいとは言えなかった。
SD100721 碧洲齋