不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

コリュウ

先日、何とはなしに自分の学んでいる古流武芸の「古流」につまらぬ語呂合わせを思いつきました。 古流:The Original 凝流:居着くこと戒むべし。 凝りすぎてはいけない。家庭仕事があれば尚のこと。 枯流:焚いて人を良く暖す。 枯れたら枯れたで焚き火でもすればよい。生に拘らぬが如し。 涸流:雨季待つ楽しみあり。 涸れたらただ待てばよい。待つ、忍耐が分かれば吉。 故流:終なくば又始もなし。 永遠に栄えるなどと妄想すると、自分も流派も上達しなくなる。 孤流:元来武者かくの如し。 武芸者は元来、孤高で独り。群れ成さず。 虎流:珍獣が故に捕らわる。 強いとは申せ、珍獣扱いされれば意味なし。 虚流:変幻自在は玄妙なり。 虚実を変幻自在に操るは妙技の要。 狐流智慧は真理を照すなり。 真理究明の知恵、観察力は持ちたいところ。 庫流:先人達の宝庫の如し。 どの流派も先人達の智慧の宝庫と心得よ。 何故こんな事を書いたのかというと、日頃稽古している武芸について、 色々な視点を持ってみたいと思ったためです。 私はこういうダジャレはけっこう好きです。 御一笑いただけたら幸いです。