北斗の拳が好きな方はよくご存じだと思いますが、北斗神拳の技には対肥満体武技、北斗柔破斬というのがあります。デブを倒すための技ですね。
久しぶりにアメリカに行ってきました。18年ぶりぐらいでしょうか。
つぶさに感想を述べていたら時間がなくなりそうなので、一つだけ。
デブ 肥満 FAT
昔と比べてどのような割合なのか分かりませんが、留学中の頃よりも太った人が増えたように感じました。
日本人の感覚で「ちょっと太っている」というレベルはあちらでは普通の体型と見なされます。アメリカの肥満体はそういうレベルではないのです。
一番ひどいのがお腹。肉が垂れ下がっていて、ベルトのバックルが隠れています。
絶望的なのがそういう人を「よく見かける」のではなく、日本人の感覚として太っていない人を見つけるのが難しいという、割合です。嘘みたいな本当の話です。(私は全然誇張していません。全て本当です)
米国人の生活スタイル、特に食生活に深く関わっていると思います。
車を多用しすぎですね。日本人もその傾向はありますが、日本の場合はそれでも自転車を使ったり公共機関を使ったり、要するに多少なりとも体を使います。
そしてスーパーハイカロリーな食べ物。ダイエット仕様の飲料はよりどりみどりですが、食べ物自体がハイカロリーなので全く用をなしていません。
そしてたぶん間食も多いのでしょう。英語では「couch potato」という言葉があるぐらいですから。
ものすごく大多数のデブとごく少数のマッチョとヤセで占められているアメリカのいびつさを、ひしひしと感じました。
フェイスブックに、こういう国家的な現象はある意味、放射能うんぬんよりも深刻ではないかと書いたら、早速同門で上記に該当する人から反論がありました(笑)。な~んだ、自覚あるんじゃないか。
日本の食生活もアメリカに似てきています。みんなで注意していきたいところですね。
SD110328 お前はもう、死んでいる! 碧洲齋