不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

地下鉄の妖精のこと

都内に行く場合、地下鉄を使います。関東圏の方はご存じだと思いますが、東京メトロのイメージキャラクターには女優の宮﨑あおいさんが起用されています。従って東京メトロ駅のあちこちに彼女のポスターが貼られています。大河ドラマなどで非常に高い評価を受けた実力派の女優さんですね。

あまりじっくりとご尊顔を拝したことはなかったのですが・・・まじまじ見ると、「カワユイ」。よく見るとその初々しさがまぶしいです。つぶらな瞳が胸を締め付けるようで、なんとも可愛らしさを全開にした感じでしょうか。普通に歩いていていそうな感じがするところもいいです。清純な感じが最高です。{%ハート1webry%}

が・・・数秒後にはっと気付きます。

「あ、彼女はもう人妻なんだっけ・・・」{%泣くwebry%}

どっぷりディープブルーなため息を長----------くついて、ポスターの前から去っていくのでした。

ん~、それにしてもうらやましい。うちのと交換してくれないかな~、などと、ほんの一瞬、本気でそう思ったりしました。

こんなヨメさんがいたら・・・

禅:速攻やめます。ただ坐ることに意義が見いだせません。つまらない。

武:やめやめ。きっぱり棄てます。ヨメさんと楽しい時間を過ごします。

鎧:2人で羅武羅武?やるか?

い、いかんいかん。妄想に取り憑かれてしまった。

・・・何の話しでしたっけ?・・・

そうだ、稽古でした。

昨日、いつもの如く自分が教える為に練習場に行きましたが、珍しく前半は誰も来ず、独り稽古。誰もいないことをいいことに、色々やります。端から見ていると何をしているのか分からないかも知れませんね。

前半スタートダッシュが激しかったので、30-40分後に一端休憩(禅定しただけですが)。後半は木刀中心。今年から厚み以外は真剣にかなり近い反りを持つ木刀を使用しています。そこいらで売られているものよりも俄然使いやすいのですが、やはり日頃から素振りの量が足りませんね。自分でよく分かります。

課題が高すぎるのか多すぎるのか、全然分かりません。

目指す動きに1ミリでも近づけたいがために、汗をかきます。こういうところは色々な意味で弟子には見せたくないですね。

来た弟子は2人とも我が道場の龍虎(ちょ、ちょっと大げさか?)です。昇段に備えて色々やりました。2人相手のケース。これは技ではなく術ですかね。言葉で言うのが難しい。しかしながらこれを通過しないことにはいつまで経っても「一対一」を超えられませんので。私も教えるのは初めてですから大変には違いありませんが、楽しいには楽しいです。指南の時間は短かったのですが、充実しました。

画像

宮﨑あおいさま

SD100311 碧洲齋