不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

豪州旅行 その1

昨日のレビュー

正午に仕事を終えて帰宅。

帰宅後にごく軽く昼食を食べてからシャワーを浴びて仕度。

GOアプリでタクシーを呼び、比較的早く来たものの10メートルぐらい先に止まっているし呼んでも戻らないし。仕方ないので雨の中スーツケースを持ってそこまで行った。しかもドライバーは車から出てこない。神明タクシー評価低いぞ。

駅に着いて改札をくぐろうとした瞬間、モバイルルーターを持ってくるのを忘れたことに気付く。止むなく別のタクシーでいったん帰宅してモバイルルーターを手にしてからまた駅に戻る。この2回のタクシー利用で3000円。我が身の愚かさを呪った(笑)

上野駅にて京成スカイライナーに乗り換える。京成線まで距離があるのだがこれは何とかならないものか。せめて京成線(前側)のホームにエスカレーターかエレベーターを付けてもらえると嬉しい。

スカイライナーは大変空いていた。それはそうだ、GWは29日からなのだから(笑) 会社に嫌味を言われながらも早く休んだ甲斐があったと言うもの。会社には感謝してます、ホントに。

空港も大体想像通りそれ程混雑しておらず、それでいて去年よりも盛況だった。店が多く開いていたのが助かる。WEBチェックインは済ませていたものの荷物は預けねばならぬ為結局並ぶがほんの数人しかおらずすぐカウンターに辿り着いた。

対応したのはまだ初々しさが残る実習生。その割にはさすがJALだけあってしっかりしていた。念のためプロから見たお勧めの座席を訪ねてみたがプラス料金で非常出口前の席だそうな。それか私が今回取った壁が背後にある座席。幸いこの時点で私の隣には誰も座る予定がなく、かつ割に空席が多いそうだった。

一層親切になったJALのゲート案内。地図を書いてくれるようになった。

レストランエリアに行って結局たこ焼きを食べた(笑) コンビニで軽食類を買ったのだがここで気付いた。私はいつもフェイスペーパーを持参する方なのだが、成田空港にあるマツキヨにはお得サイズだけ販売されているが、逆にコンビニでは通常サイズだけ売っている。当然機内ではそんなに使わないので通常サイズで十分。今回初めて知った。しかし、搭乗して知ったのはコロナ対策のため今まであったレモンの薫るホットタオルの提供がなく、レストランで出されるようなパック入りのお絞りの提供になっていた。もちろんレストランのものより大きいので使い勝手は良い。これならフェイスペーパーは要らなかったかも知れない。

久々に食べた銀だこ

安全検査場も大変空いていてすぐに通れた。出国審査も自動なのでこれも1分と掛からず通過。安全検査場はコロナ禍の間に刷新されたのだが、台数も増えている。以前はこの2つを通過するのに1時間とかかかる事もあったのだが、隔世の感あり。

早く通過したと言っても搭乗ゲートは一番遠いところで歩いて10分以上もかかった。天下のJALでも近くは取れないものなのか。

人はそこそこ多いがそれでもGW期間中に較べたら大変少ないので助かる。

ゲート近くで飲み物を買う。

時間は1時間以上もあるのでタブレットでドラマを観た。「TOKYO MER隅田川作戦」週末に映画が公開されるその前日譚である。ドラマがリアル。

若干Wi-Fi速度が遅い。いかんな。

定刻通り搭乗が始まったが私は一番最後のグループ5。搭乗してみると私の左隣は誰も座っていなかった。しかも背後がトイレなのでかなりいい場所と言える。相変わらずJAL機は清掃が行き届いていて床がきれい。

旅客機にはオプションでネットが使えるのだが国際便だと1時間10ドル、3時間で20ドルぐらい。飛行機に乗っているときまでネットに繋がねばならない理由はないので利用したことはない。

現在は日本の航空会社どれにも採用されているようだが、実はトイレのウオッシュレット、ボーイング787JAL仕様機が世界初だった。私はどちらでも良いのだが多分多くの日本人が喜んだことだと思う。これも知らなかったのだがギャレー反対側のトイレは障害者用のためか私の背面側よりもずっと広く使い勝手が良かった。エコノミーエリア前側左手のトイレが広くなっているらしい。覚えておこう。

日本に行く便に乗った初来日外国人観光客がいたらこれが何だか分からないかも(笑)

座席は少し仕様が変わったのか、フットレストがなかった。あった時は若干邪魔と思っていたが、なくなってみるとやはりあった方が良いと思った次第。座席背面の色は他社と比べて珍しく黒だが個人的には良いと思う。強いて言うと専用イヤフォンだけではなくワイヤレスで自分のヘッドフォンに繋げられたら良いのだが。

食事も相変わらず美味かった。若鶏とレンコンのおこわ柚子風味。JALの食事は有名なシェフが監修している。

787は多くの部品が非金属であるため機内に湿度が与えられていることが知られている。そして非金属部品が多いため振動や騒音が少ない。一部というか結構な割合の部品は日本製である。しかしながらコロナ対策のためか、今回換気が強めだった気がする。機内は日常よりもうるさいことは間違いないので私はなるべくヘッドフォンを使っている。今回のは新たに買ったネックストラップ仕様。耳だけに付けるタイプは良く落とすので。首に本体を掛けているので外したいときも気軽に外せて落とす心配がない。狭くて暗い機内で落としたら最悪である。

昨今ネックピローは持参しない、理由はヘッドレストの左右が持ち上がって頭を保持してくれるからである。その代わり持参するのがゲルマット。JALの座席はかなりのスグレモノだが、それでも長時間座っていると尻が痛くなることもある。なのでこのゲルマットを敷いておくとかなり軽減する。私は飛行機に乗ると大抵10時間以上乗っているのでこれは必須アイテムである。

離陸時は雨天だったので離陸後しばらくは揺れが続いたが、以後現地に到着するまで大方安定した飛行だった。機内では「Dr.コトー診療所映画版」を観た以外は食事を除いて寝ていた。もちろん深くは眠れなかったが。

右上の野菜を下のソースに入れて混ぜ、ソーズ下段にあるパスタにまた混ぜる

朝食は今までにない新しいものだった。野菜をソースに絡めてそれをパスタに掛けてやはり混ぜるというもの。意外においしかった。私にしては若干量が少なかったが、そもそも提供された時間が朝の4時前後、食べられる人もそういないのだと思う。

現地には予定通り到着して友人と落ち合った。

第二の故郷メルボルン、かれこれ30年近い付き合いになる。

 

令和四年卯月二十八日

不動庵 碧洲齋