今朝は3時頃にトイレに行きたくなり用を済ませて、何気にスマホを開いたところ、英国エリザベスⅡ世女王陛下がご逝去されたというニュースが目に入ってすっかり目が覚めてしまいました。
享年96歳で在任70年という、ちょっと普通の人には想像ができない長さです。
ちなみに昭和天皇は記録が残る範囲では歴代1位の在位ですし、大正天皇の摂政も早くからこなされていましたが、それを含めても70年になりません。
王室や皇室の気苦労たるや、我々市井の民には分りませんが、とんでもないプレッシャーであることは理解します。その中で国民の期待にこたえるというのはどれだけタフな精神をお持ちだったのか。
英国は日本と同じ立憲君主制ですから、君主が逝去されたという哀しみは、分かち合えると思っています。特に日本の皇室は英国王室とかなり親しい関係でしたし、今上陛下はオックスフォード大学に留学されていましたから親近感はひとしおのはず。葬儀で
天皇皇后両陛下の行幸はあると思います。
エリザベスⅡ世女王は私が生まれた時からずっと英国の象徴でしたから、ひとつの時代が終わってしまったような哀しい気持ちになりました。
英国国民の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。
英国の
華今まさに
潰えるも
湖水に映る
宵の月影
令和四年長月九日
不動庵 碧洲齋
