不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

名医の条件

ここ最近はストレス解消というのか、積極席に何かやる気も起きないのでアマゾンプライムビデオをよく観ます。

で、現在視聴しているのは「グッドドクター 名医の条件」。原作は韓国ドラマで日本とアメリカでリメイクされています。日本では山崎賢人が主演をしていましたがなかなかおもしろかったですね。

私が今、視聴しているアメリカのリメイク版ではフレディ・ハイモアが主演をしています。なかなかのイケメンですが、彼は「チャーリーとチョコレート工場」に出ていたチャーリー役の男の子です。自閉症サヴァン症候群の外科研修医を演じていますが、ホンモノの自閉症に見えるぐらいに演技がうまい。それにしてもWikiを見てビックリ、彼はイギリス人でケンブリッジ大学を首席卒業、二つの科目で最優秀の成績を収めたとか。実生活でも超優秀なようです。

アメリカ版リメイクもおもしろいんですが・・・留学をしたことがある私にとって、なんかこう、私には微妙にリアリティーがないんですよね。

シーズン2にもなるとアジア系の上司やアフリカ系の上司が白人研修医に蘊蓄を語ったり命令したりと、恐らく現実のアメリカにおける人種割合とはずいぶん違う社会を表現しているように思います。私は人種差別者ではありません。テレビ局、制作側が人種差別に配慮してそのような人種構成でキャスティングした結果、このようになったのだと思います。

なのでドラマの中の社会はあくまでアメリカ社会の理想を描いたのであって現実のアメリカ社会を表現しているとは言い難く。なかなかに難しいと思ったりします。日本ではそのようなことをいちいち配慮することはあまりないですよね。最近では「7人の秘書」では韓国人女優が出てましたし、現在放送中の「TOKYO MER」ではベトナム人女優が出てますね。

あと、アメリカの医療ドラマに較べて最近の日本の医療ドラマのクオリティーもなかなか負けてないなと思います。最近の日本の医療ドラマのリアリティーアメリカに負けてません。これはちょっと嬉しくなりました。ただ日本の場合はあまり患者の術部や傷口を見せないという配慮がいいですね。

 

令和参年葉月十六日

武神館 不動庵道場

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不動庵碧洲齋