先日ネットで購入したマンガを読みました。
私が所属する武神館と宗家初見良昭先生を描いたものです。
著者は同じく武神館の女性門下生の一人です。
恥ずかしながら実は今まであまりよく彼女を存じ上げていなかったのですが、このコロナ禍で逆に今までよく知らなかった門下生同士がネット上で仲良くなると言う事が増えている気がします。
初見良昭先生は今まで少なからぬ本を執筆したり、武道雑誌に掲載されたりしてましたが、さすがにマンガに当流が取り上げられるというのは初めてです。それで興味を持ち購入しました。
著者の女性同門も比較的長いキャリアですが、他人からの視線による武神館というのはとても興味深いものがあります。宗家が稽古の中で語った教えや哲学を表現豊かにかつ簡潔にマンガとしてまとめていますが、なかなか味のある描写で心打つものがあります。
武神館は海外でこそ恐らく一番有名な古流ではないかと思いますが、国内ではよほどのマニアでないと知らないという流派です(笑) 外国人が大多数を占めています。今回マンガによって宗家の哲学を語っているという点がとても分かりやすいと思います。これは海外でも出版されるそうです。武神館ならではと言う事でしょうかね。
私もコロナ禍が明けたら弟子を取って指南したいとは思っているのですが、御時世柄、なかなか難しいでしょうか。
令和参年葉月十一日
武神館 不動庵道場
不動庵 碧洲齋
良かったらぜひお買い求めください。