不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

深川巡り

今日は何となくふらっと、深川経由で浅草に行ってきました。深川不動堂を一度観てみたかったからです。深川不動堂・・・う~ん、ちょっと寺としてはどうでしょう、何と言うか成金っぽくて好きになれませんでした。重みを全く感じられなかった。ただ朝早くに行ったためかなり空いていました。で徒歩で深川江戸資料館に向いました。
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途中偶然、ブルーボトルコーヒーショップがあったので入ってみましたが、内装はコンクリート打ちっぱなし、スタバとは対照的です。奥のコーヒー豆倉庫まで丸見え。写真撮影OKらしくみんな撮影してました。カプチーノを頼んだのですが、プラス100円のお勧めの方にしました。コクと甘みがあって、砂糖やココアパウダーなどない方がよほどうまい。そのうまさに驚かされました。店員さんも結構美人というか可愛い方が多かった。コーヒーは注文毎に毎回機械ではなく手でドリップしているので手間は掛かってます。あと面白かったのはコーヒーの入れ方教室みたいなガラス張りスペースがあったこと。そのため座って飲めるスペースは結構大きな建物の割にはかなり少なかった。それでも総合的に見たらスタバは完敗です。
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深川江戸資料館、内部のイメージとしては江戸東京博物館とほとんど同じでサイズが5-6分の1ぐらい。しかし!家の中がけっこう暗い。聞いてみたらロウソクの明るさにしてあるとか。家の中もほとんど上がることができる上に備品とかも江戸東京博物館よりもリアルなので断然お勧め。再現された米屋がありました。で、足で米搗きする臼がありました。唐臼というそうですが、係の女性が「唐臼というと中国というイメージですが、実際はアジアのどこからかやって来たんでしょうね・・・」なんて言うものだから嬉々として六祖慧能の話を10分ばかり話しましたが、熱心にノートを取っていたのでお役に立てたようです。唐臼、意外に重くなかったですが、加減するのが難しかった。江戸には急流がないので水車が使えず、足で米搗きをする事が多かったようです。
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地下鉄で蔵前まで行って浅草に。FBFの一人が経営している仏具店に行ったのですがあいにく不在。でも仏教関係のお土産を見るのは好きなのでしばらく閲覧してから浅草寺。それはもう凄い観光客数でした。不動堂と本堂、影向堂で読経してからしばらく本堂上から参道を眺めました。一番好きなポジションです。色々な国の人がやってくるのが見えます。嬉しいじゃないですか。
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そう言えば浅草寺境内の幾つかで寒桜でしょうか、咲いていました。
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境内を少し回ってから帰路に就きました。 平成30年睦月二十一日 不動庵 碧洲齋