不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

最近の食事状況など

ここ2.3ヶ月、基本的に平日は昼食を取らなくなりました。

お金も掛からないし、時間がもったいない。そもそも栄養がありすぎると、体の悲鳴が聞こえた気がした次第(笑) いや、幻聴でしょう。

あ、私へ別段太っていませんし、極めて健康体ではありますが。

昨年と今年初めに断食をしてから考えが一変しました。

朝食はやや多め。多めのご飯と多めの味噌汁。おかずは1-3品。納豆であったり目玉焼きであったり冷凍食品であったり色々です。何せ自分が息子の分と併せて作るので手の込んだものは無理。週に1回、シリアルとパンがあります。取り敢えず多めに食べます。

昼は何も食べません。会社には700mlのボトルを持っていきますが中味は概ね紅茶。最近はずっと紅茶です。昼食を食べないと眠くなるので10-30分ほど寝ます。最近は昼食後もそれ程腹は減りません。

夕食はもちろん楽しみです。それなりに腹は減ります。ざっくり朝は6時半に食べ、夕食は19時頃ですから、大体12間ごとに食べる計算です。割と多く食べます。毎回ではありませんが、夕食後寝る前に甘いものを食べたりスナックを食べたりする事はあります。ま、ジュースは飲みません。これは歳のせいでしょうか、まずまずの甘党の私があまり甘い物を受け付けなくなってきたことはある意味ショックです(笑) 特に炭酸飲料がおいしくなくなりました。清涼飲料水も味が濃いのはまずく感じます。

さて、身長170cm、体重70キロの私の推定代謝量はざっくり2600kcal程度。2食だと1食に付き1300kcalを取らねばならない計算になります。

が、朝食はせいぜい500kcal程度。多めのご飯と多めの味噌汁おかず2.3品でも600kcalは超えないでしょう。

夕食も腹が減っているとは言え、例えば1000kcal分の食べ物と言ったらまずあり得ないような数値です。そこに100-300kcal程度の間食をしてもせいぜい大目にみても1日2000kcal弱程度。そもそも歳のせいかあまり食べられなくなりました(笑) 特に脂っこいモノはダメ。最近はラーメンを食べると良く下痢気味になるのがショックで悲しくなります。

どう計算しても推奨されるカロリー数以下の食事しか取ってませんが、結構健康を維持しています。前よりも体調は良いように感じます。

現代人は食べ過ぎ、栄養富過のような気がします。だから実は人間の肉を食べたら結構マズイかも知れません。

昔から言われていますが、少し腹が減っている状態を維持している方が健康には良い。腹7分目ではないでしょうか。微妙に8分目ではない気がします。

土日に関しては家族と一緒の時は食べますが、一人の時は全然食べないか軽く何かをつまむ程度。

また、バランスのよい食事を心掛けると言われていますが、笑止。こういう食生活をしていると、そもそも変なものは不思議と体が受け付けなくなります。いわゆる粗食でも十分に生活できることが分かってきます。体に必要な食べ物が欲しくなってくると言うものです。個人的に体聴と命名してますが、それは間違いなくあります。少なめに食べて適度な運動をするとより確実に体聴しやすくなります。

美味しいものを少しだけ食べるというのはヨガの達人などがしている食事法らしいですが、それは多分正しいような気がします。最近、そう思うようになりました。科学的ではないですが。もちろん肉体労働者の皆さんはそんなロハスなライフスタイルは難しいと思いますが、要するに習慣で体が3食を要求しているのか否かです。

三度の食事を食べるのは多分、体が欲しているからと言うよりはただの習慣であるからという意識が強く感じられます。イスラム教徒は豚肉を食べると吐きます。これは生理ではなく習慣に因るためです。人の体は生理ではなく文化や習慣で動かされていることが多くあることを知るべきです。もちろん科学的に生理的に起因することも多々あります。

断食して分かったことは結構人は習慣で3食を食べているという事。いわゆるパブロフの犬です。断食をするとそれから解放されます、多分(笑) 断食はそういった文化習慣伝統に支配された体の生理機能をリセットします。すると本来体が欲する食べ物が見えてきたり、不要な食べ物が見えてきます。三食食べるにしても、配分や量を見直せるようになるかも知れません。

野田橋から江戸川を望む

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平成二十九年皐月二日

不動庵 碧洲齋