モスクワ便で使われている最新鋭旅客機 ボーイング787 ドリームライナー
私は決してJALの回し者ではありません(笑)
が、CAさんの質の高さは他国の他社を圧倒するものがあります。(すみませんANAは使ったことがないんです)
流れるようなスムーズな動作ながら、テキパキと仕事をこなし。笑顔でいながら全く隙がない(ちょっと声をかけたくなるような美人でも・・・というのも残念ですが!)
つくづく日本人で良かったと思います。ちなみにJALには毎年1回、モスクワ行きの便でお世話になっています。
出発時、頭上の荷物を入れる際、小柄な日本人故に大変だろうと思いきや、座席の横にはステップが付いていて実に手際よく足をかけると大きな荷物でも上げてしまいます。しかも彼女たちは完全にキャビネットが閉まったかどうか二重三重にも厳重に確認を怠りません。ほんのちょっとでもフタに荷物が挟まっていると必ず入れ直します。
と思いきやキャビネットとは真逆、カーペット上の小さなゴミも見逃さず。暗いはずなのに鵜の目鷹の目で小さなゴミをサッと手で拾います。あんな美人たちがかがんで小さなゴミを拾う姿を見ると本当に手を合わせたくなりますし、自分の座席だけはキッチリきれいにしたくなるというものです。
食事なども大変素晴らしいことに1人ひとりの客に良く聞こえるように話しています。飛行機は常にエンジン音でうるさいのですが、例えば先日乗ったばかりのアメリカン航空に比べると大変よく通った声でした。
また、何もないときでも他社に比べると結構見回ってきていているように思います。
あと着陸後、客が飛行機を離れるとき。当たり前すぎますが、座席や肘掛けに腰掛けて見送るなんて言うのはいません。皆さん疲れているはずですが、手作業などせずに丁寧に見送ってくれます。国際線などはかなりの長距離ですからそこまでしなくてもいいのにと思うのですが・・・。
外国の航空会社だと、良く言えばカジュアル、悪く言えばいささかラフすぎるのが多いですね。
機内食!やっぱりJAL、ホントにうまい。今回乗ったアメリカンのがまずかったとは言いませんが、JALの方は抜きん出ています。ビジネスクラスなんかもっとおいしいんだろうなと思います(笑)
こういう細かい所で日本のよい部分が反映されていて嬉しく思います。
今度乗るときは何かおいしいものでも差し上げたいですね。
他の海外の航空会社CAさんたちがそういうことを全くやっていないということではないんです。相対的にJALのCAさんたちの方が実践している人が圧倒的に多いという事です。
平成二十九年弥生十五日
不動庵 碧洲齋