不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

卒業式

今日は息子の卒業式でした。

昨日は疲れていたのか、どうしても5時に起きられず。

こういうときは目覚まし時計が欲しい。帰りに買っていくか。

朝から冷たい小雨が降っていましたが、息子はキチッと礼服に着替えて仏壇に手を合わせ、一緒に読経してから先に登校し、少ししてから我々も学校に行きました。

私の小学校の卒業式の想い出としては・・・

「ものすごく待ち遠しく、嬉しかった行事」

・・・だったでしょうか。なにせこれ以上、いじめに遭うことがなくなるので(苦笑)。

指折り数えて待ち焦がれていたという以外の記憶があまりありません。

今頃いじめをしていた連中はそんなことスッカリ忘れて自分の子供に「いじめなんかしてはいけないよ」なんて言っているんでしょうね。怒りを通り越して呆れます。禅の言葉ですが「衆生本来仏なり」そう思うようにしています。

6年間は学校教育の中では最長ですが、終わってみればあっという間。息子もそう言っていました。

今時の卒業式に思ったこと。

来賓や先生方、意外に(失礼!)壇上の国旗にちゃんと頭を下げています。行政側から徹底されているっているのもあるんでしょうか。

国歌もみんなちゃんと歌っていたのも感心。私が小学生の時は日教組ガチの先生方は起立もしなかったし歌いもしなかったのがいました。その頃は愛国者でも何でもなかったですが、子供心にそういう先生たちの品行が下品だなとは感じていました。小中高、どれにもいましたね、そういうのは。

名前の順番も今時は男女別ではないんですね。普通に五十音順。これは悪くないと思います。

160人いて男女ひとりずつだけ和服の子供がいました。エラく目だちましたが、個人的にはもうちょっといても良さそうな気がします(笑)。男の子の方はいまいち着付けがなってませんでしたが、女の子の方の袴姿は決まってましたね。子供に限らず着付け方はもちろんのこと、着慣れていないためか所作もなってない親や先生方が多かった。こういうときのために時折着ることを勧めたい。

記念撮影、今は親も一緒に写るんですか。なので1クラス辺りでも結構な人数になったと思います。いなくても良かったんじゃないでしょうか。写真屋さんが大変そうでした。

校門で見送る行事が後にあったのですが、私は午前半休だったので記念撮影後に退散。帰宅後軽く昼食を取って出社しました。

若人の

今立つ際の

道の端に

並木桜は

春となりけり

卒業おめでとう

平成二十八年弥生二十四日

父 不動庵 碧洲齋