不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

"study"と"learn"

英語を実践的に使い始めて概ね30年にもなるのに、今朝大変な大間違いに気付き青くなりました。

その単語は"study"と"learn"。

どちらも「学ぶ」ですが、私は今まで"study"は何かを習得する、量より質の方が"study"で、"learn"は質よりも量的な意味での「学ぶ」だとばかり思っていました。

ところが実際は逆!(らしい)

しかし、微妙なところで入り組んでいて頭の悪い私にはこんがらがってきた。

以下はネットで拾ってきた違いを説明したもの。

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“study”は時間を費やすことに重点おいたニュアンスですが、”learn”は知識を得ること、習得することに重点をおいてある、learn するために study する。

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「Study」は日本語で「勉強する」という意味になります。ニュアンス的に「積極的に努力して何かを勉強する」という意味になります。

つまり、「情報を覚えたり、本を読んだり、暗記したりする事」を指しています。そして「Study」という単語には、「アカデミックなニュアンス」があります。

例えば、大学で何かを勉強している場合、「Study」という動詞を使います。スポーツや車の運転、ダンスなどのアクティビティーに対しては「Study」という動詞を使いませんので注意しましょう。

「Learn」は日本語で「学ぶ」、「覚える」という意味になります。何かのスキルを習得する為に学ぶといったニュアンスです。何かを練習しながら受身的に学ぶ事に対して使う動詞です。

まとめると、「Study」は「自分ひとりで勉強する(特に本等で勉強する)」といった事などに対して使いますが、「Learn」は主に「実際に行うスキル(ダンス、言語等)を覚える」といった事に対して使います。

そして、「Study」は積極的、「Learn」は(簡単に言うと)受身的なニュアンスが含まれています。

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studyの意味は「勉強する」です。

learnの意味は「(知識や技術を)努力して身につける」です。

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私の認識と微妙に違っていました。そうすると稽古はlearnになるということでしょうか。

ただどうしても同意しがたいのはstudyには学術研究の意味もいっしょくたにするのかという事。日本語では別に言葉があります。論理的な組み立てでは英語に軍配が上がることしばしばですが、語彙の多彩さにおいては分野にも依りますが日本語の方がずっと多い。ま、言語の歴史からしてそれは当たり前ではありますが。

とはいえ、毎回使っている英単語でも、よくよく吟味せねばならないと言うことがよく分かりました。

今回は覚えとしてブログに上げておきたいと思います。

平成二十七年長月九日

不動庵 碧洲齋