不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

非常時の準備

昨日車を廃棄処分にしたのですが、うちの車には非常事態のための装備がギッシリと搭載されていました。軽自動車は小さいので大して詰めないと思うかも知れませんが、イスの下、スペアタイヤの回り、ツールボックスなどに詰め込むと結構搭乗の邪魔にもならず搭載できるものです。

ちなみに我が家の場合は家族三人で3日分程度の衣食住が十分賄える程度の物資が搭載されていました。

そういうことで昨夜は各自ごとのリュックサックに非常持出として再配分しました。私はサバイバルグッズとかをかれこれ30年ほど集めたりしてきたので、それなりに色々研究してきたつもりですが、ともあれこういう御時世です。多少参考になるかも知れません。

衣料

靴下、下着、肌着、トレーナー、ズボン、軍手、タオルを各1つずつ。

食料

MRI(米軍野戦軍用食)1個、5年保存可能なアルミボトル入り水500ml1本。

居住

非常用ブランケット、ラジオ付ライト(発電機搭載)、ろうそく、ナイフ、ゴミ袋

ざっとこんな感じで。私のだけは上記を2倍にして、救急セットと携帯ガスコンロ、水筒(マグカップとコンロ付)、ナイフなどを入れてあります。

MRIは子供なら1日分ぐらいは持ちます。またマッチなども入ってますので、なかなか便利です。

うちの場合ですが、私も妻も徒歩でも30分もあれば自宅に着きますので、そういう意味ではとても楽だと思います。

とはいえ何があるか分からないので、私は会社にも余分な物資を備蓄しています。今回車にあったものを新たに入れ替えました。

衣料一式、水(上記のもの)2本、MRIを1個、ビスケット缶1個、ナイフその他。

会社にも最近、非常用備蓄が備えられましたが、あるに越したことはありません。特に都内で勤務している帰宅困難者は必ずそういったものを用意しておくことをお勧めします。都内で勤務の場合、上記に加えて必ず持っていて欲しいのは底の厚いシューズと災害時帰宅マップ。これがあれば都心から20-30キロ圏ぐらいなら帰れます。

こういったものは毎年夏などに新たなものに取り替えて古いものはキャンプなどで食べるのがいいと思います。

また、通勤距離が20キロ程度の場合はで来たら一度、連休など時間があるときに実際に歩いてみることをお勧めします。

非常用セットは使わないに越したことはありませんが、いざというときに有効活用するためにはこのくらいの準備はしておきましょう。

平成二十六年睦月六日

不動庵 碧洲齋