不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

遺書とか?

先日、たまたま何かの折に遺書がどうのという話になりました。

妻が言い出しなので、「保険金殺人」を計画しているのかと思いました(笑)。

いえ、死んだ後に誰に連絡するとか、事務処理はどうするとか、そういう実務的なことです。

自分などは、「死んだらお経と数珠と胴着を棺桶に入れて燃やしてください、できたらちょっとイカす戒名にしてください」とか、たとえ言ったとしてもせいぜいそんな程度ですが、現実問題としては銀行やカード、携帯などの契約関係はもちろんのこと、SNSやらYAHOOメールやらの事務処理もあることを考えると、結構膨大な量になります。いや、膨大な量になることに気付きました。

本当の意味での遺書的な内容はこのブログで十分なので、それ以上書くつもりは全くないのですが、自分の死後の事務処理についてはそれなりに書いておかねばと思い立ちました。40代になったら考えた方がいいですよ。40歳は既に人生の半分を過ぎてますから。先のことまで考えるなとは言いますが、事故死とかしたあとに家族が右往左往するのは大変です。

事務に関する手続きだけではつまらないというならビデオメッセージもいいかもしれません。死んだ後に読まれるので、とてもキザったらしい文句を書いてもいいでしょう。辞世の句なんかもいいかもしれません。

ほんの少し取りかかってみて、なかなかおもしろい作業だと気付きました。今生きていることのありがたさはもちろんのこと、家族や友人たちについても今まで以上に思いを馳せること間違いありません。毎年バージョンアップしてもいいかもしれませんね。

という事で来年のできるだけ早い時期にまとめようと考えています。

平成二十五年師走二十六日

不動庵 碧洲齋